だって、私は脇役だから
「え?好きな人?じゃあ、教えてあげる。 綾、誰にも言わないでね。 私の好きな人は井上くん」 は?由紀の好きな人は井上くん? あっ、被った。好きな人、被ったわ。 え?嘘でしょ… 「へぇ、いいじゃん。 優しいよね、私も好き」 もちろん、この「好き」はlikeのこと。 本当はloveだけどね。 「告白しようか、迷ってるんだけど… 大丈夫かな?」 はい!出ました! 由紀の「大丈夫かな?」 ここで、 「大丈夫じゃないでしょ、その顔じゃ」 なんて言ったらどうなるのだろう? 「大丈夫だよ! 由紀は美人だし、優しいし… 頑張れ、応援する!」 よし、百点満点の回答。 作り笑いも結構上手になった。 でも、告白は絶対に成功するなぁ。 良いな、由紀は。 私だって井上くんに好かれたいよ。 じゃあ、告白すればって? それができれば苦労はない。 私にはできない。 だって… 神さま、由紀の告白が失敗しますように。 100%叶わないけど、神に祈る。 「あっ、いたいた!綾~! あのね、今日ね、良いことがあったの♪ 分かる?分かる?蓮のことだよ! 綾、応援してくれてありがとう♪」 (蓮。あっ、井上くん…) と気がつく。 「れん」なんだね。 「井上くん」じゃ、ないんだね。 「え~!由紀、おめでとう! 絶対成功すると思ってたんだ♪」 また、作り笑い。 よく思ってないことを喋れるな、わたし。 あぁ、全て無駄だったんだな。 私が井上くんに好かれようと努力してきたものが… 不意に涙がこぼれそうになる。 我慢、我慢。誰が泣くものか!誰が… 神さまの馬鹿。 なんで成功したの? いや、私のほうが馬鹿。 絶対に叶わないのに期待して。 本当に馬鹿だよね、笑っちゃうよね。 ねぇ、なんで? なんで、私は好かれないの? 努力してきたのに。 なんで、あんなぶりっ子のことが好きなの? 自慢ばっかりするんだよ? 答えは簡単。 由紀は主人公で私は脇役だから。 告白できなかったのもそれが理由。 主人公より脇役のほうが幸せになる少女漫画なんて無いでしょう? そう、私は脇役だから。 でも、良いな。由紀は 私も主人公になりたい。 だって、井上くんの側で笑っていられるもの。 こんにちは!みぃです! 12歳、小6です。 この小説の主人公(綾)は、ある少女漫画の脇役という設定です。 恋愛経験0の失恋小説はどうでしたか?(だって、女子校だから恋愛なんてしないもん!) 感想、待ってます。
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僕も
僕もぶりっ子に奪われそうになってる。 どれだけ 工夫をしても どれだけ 頑張っても 僕には無理。 僕も、 脇役 なのかな。
えっすごい!
あーやです^^* 小6っなのに(バカにしてる訳じゃない!)こんな深い小説でビックリした! しかもなんか、すごく好き… 読みやすいし、語彙力が羨ましいです… 次の作品も楽しみにしてるね!