誰もいない
目が覚めた。窓を開けた。誰もいなかった。 俺は「夢希人(ゆきと)」。今は21歳。俺は7月7日7時7分7.7秒に生まれた。『奇跡の子』親は今もそう呼んでいる。 俺は今一人暮らし中。今はまあまあ有名な小説家になっていて、本も十冊出している。ちゃんと締め切りは守っているし、後輩にも敬語を使っているので、結構好かれているらしい。 ある日俺は、原稿をもって編集の杉田の家に向かっていた。道路を渡っていると… 「えっ!」 どかっ! 「っ!誰か!救急車!」 (え…俺、まさか、車に…) 意識が遠のいていくのが分かった。 「はっ!」 気がつくと俺は病院にいた。 「あれからどれくらい立ったんだろう…?」 カレンダーはなかったので、自分の顔を見て、だいたい予想することにした。 「っ!」 髭は伸びており、シワは結構多かった。多分もう40歳くらいか… ベットから出た。約20年も眠っていたのに、足や手はちゃんと動いた。誰かがマッサージでもしてくれたのだろうか? 「にしてもしずかだなあ…」 窓を開けた。車は全く走っていなかった。不自然だと思った俺は外に出た。 「…は!?」 誰もいなかった。俺は部屋に戻った。 「なんで街に誰もいないんだ!?」 俺はテレビをつけた。いや、つけようとしたがつかなかった。砂嵐が流れているばかり。 「ん!?いや待てよ!?」 (まさか日本に誰もいないのか!?) ありえないこともない。誰かいたら、テレビが流れていないはずがない! 「っ!」 俺は外国にもいくことに。もちろん自転車で。海にはイカダで。 時は流れ、1年後… 「つ、ついた!」 俺は北朝鮮についた。俺は北朝鮮の言葉はわかる。北朝鮮の言葉で叫んでみた。 「誰かいませんか~!?」 すると一人のお爺さんが出てきた。 (よ、良かった!) 俺は少しずつ仲良くなり、聞いてみた。 「あの、私は日本から来ました。日本に誰も人がいないんですが、ここは大丈夫ですよね?」 「いや。」 「!!」 「2年前、地球に宇宙船がきた。友好的だと思っていたが、その中にいた宇宙人たちは、地球人をみんな連れて行ったんだ。わしはなんとか逃げ切れたが、その日はある大ヒットアニメの映画がやっていてな。みんな外に出ていたんだ。今ここに残っているのはわしらだけじゃ。」 「っ!」 俺に強い悲しみが襲ってきた。このまま彼女にも家族にも、親しい友人にも大学の食堂のおばちゃんにも会えないのか… 「はっ!」 俺は家のベットの上にいた。 「ゆ、夢か…」 外に出た。誰もいなかった。
みんなの答え
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うわすご!
よく考えられたお話だな~って 思いました!凄いです!尊敬します♪ 最後の文が怖い。ここからが本番って 感じですね。。この後、夢希人は… 面白くて素敵な小説ありがとう!
おぉ……
まさかの夢オチ! かと思いきや、最後の一文がまた怖いですね…… しかも題名もそれなのがよく考えられていると思いました。 この後、夢希人さんがどうなったのか気になる作品でした。 面白かったです!