夜中にーある女の子のお話ー【短編小説】
夜中に目が覚めちゃったんだけど。土曜日の夜中に。 いや、もう日曜日なのかな。まあいいや。 それでね、みんなが寝静まったころに、目が覚めちゃったんだけど。 覚めちゃったんだけど。 今度はなかなか寝付けないし、台所に降りてお茶を飲んでたら家族を起こしちゃうだろうし、どうしたらいいんだって考えてるうちにこんな日記みたいなことを書いてるの。 クラスの子たちからしたらおかしいのかもね。ゲームでも何でもなくって、文章を書いてるのは。これが知られたらまた笑われるんだろうなあ。 いっつも私ばっかり。漫画じゃなくて小説を読んでいるのがそんなにおかしいのかな。休み時間に外で遊ばないで詩を書いているのがそんなにおかしいのかな。 「みんなちがってみんないい」みんな知ってる言葉なのに。これも詩人の言葉なのに。 真面目でいられることはそんなに不思議なのかな。先生の言うことを聞かないのがかっこいいと思っているのかな。 あーあ。こう言うことを口に出したらまた「マキちゃんに悪口言われました」って言うんだろうな。裏ではあんなに嫌ってる先生に。虫のいい人たちだな、本当に。どうしてそうなるんだろう。 ああどうしよう、やっぱり寝付けないなあ。 学校がある日なら、二度寝なんてすぐできるのになあ。 ―Fin―
みんなの答え
辛口の答え
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かわいい……
なんだろう、上手く言えないけれど、好きです。 文体から可愛らしさを感じて、詳しい年齢が書かれていなくても、 大体の年頃が分かるのがすごく良いと思います。 常日頃、考えていることを日記に文字として吐き出している感じもめちゃくちゃ好きです。
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