前世でも現世でも来世でも一緒だ。
前世。 俺は信じてる。 俺は、記憶があるんだ。 時代はいつだったかは分からない。 俺は一人の人を愛していた。 名前も顔も分からない。 ぼんやりとしか顔が見えない…。 声も何か言ってるけど聞こえない。 でも、はっきりと見えるのは男らしい体つき。 それから分かることは、 "同性愛" だったことだ。 自分でもびっくりする。 その人はとても優しかったんだと思う。 世話を焼かれている場面ばかり、夢に出てくる。 恋人繋ぎなんかもしてる。 現世にもいるのだろうか。 いるのだったら…会いたい。 俺の名前は舞川勇吾(まいかわゆうご)。 平凡な高校生。 さっきの話をすると、バカにされるんだ…。 誰か信じてくれる人はいないのだろうか。 今は学校帰りに、少し一人で駅前を歩いている。 人が多いところに来ると、やっぱり探してしまう。 だけど、いるはずがない…。 本屋によって帰るか。 そう思った時に、誰かに話しかけられた。 女性1「お一人ですかぁ?」 女性2「良かったからお茶しません?」 んーと、どうやって断ればいいんだろう…。 すると、女性がガシッと腕をつかんでくる。 女性1「行きましょうよー」 女性2「ほらほら!」 どうしよう、俺女性は苦手…。 どうしよう、どうしよう! 焦る俺。すると誰かが腕をつかんだ。 ?「おー、ここにいたのかよ、探したぞ!」 あれ? 俺を助けてくれてる? ここは話をあわせるべきだ! 勇吾「おー、ごめんな、迷った。」 ?「あれ、知り合い?」 勇吾「うーん、身に覚えがないな。」 ?「どなたでしょう?」 女性1「ひぃっ!すいません!」 女性2「失礼しましたぁ!!」 ん、逃げてった。何でだ? おそるおそる見てみると、何と助けてくれた男の子がすごい睨み付けている!! 勇吾「ありがとうございました。」 ?「困るよなぁ。」 勇吾「はい…。同じ学校ですか!?」 ?「あぁ。制服同じだな。」 勇吾「俺は舞川勇吾です。」 ?「俺は北岡柊斗(きたおかしゅうと)。」 勇吾「あ、となりのクラスの!」 柊斗「あー、見かけるなぁ笑」 勇吾「そうだったのかぁー笑」 このあと、一緒に本屋に行った。 そのあとも、よく遊びにいくことが多くなった。 何か、柊斗といるととても安心するんだ。 そして、どことなく懐かしい感じがするんだ。 会ったことないはずなのにな…。 今日は不思議な夢を見た。 …『これから、色々目で見られると思う。 男同士とかってありえないだろう。 だけど、俺はお前が好きなんだ。 俺と過ごしてくれないだろうか。』… あれ…? これって柊斗? いつも聞こえない声が今日は聞こえる…。 もしかして、俺は柊斗と付き合っていたのだろうか。 顔もはっきりと見えた。 間違いない、前世の柊斗だ。 俺は学校につくと、すぐさま柊斗のところに走った。 早く会いたい。 そんな一心で。 勇吾「柊斗!」 柊斗「勇吾?」 勇吾「前世って信じるか?」 柊斗「もしかして、覚えてるのか?」 勇吾「柊斗も覚えてる?」 柊斗「あぁ、お前と付き合ってたな笑」 勇吾「何で言ってくれなかったんだよ…」 柊斗「信じてくれるか分からなかった。」 勇吾「信じるよ!」 柊斗「ごめん。」 勇吾「また、一緒に過ごしてくれないか?」 柊斗「もちろんだ。」 勇吾「会いたかった。」 柊斗「俺もだよ。」 そう言って強く抱き締めた。 『前世でも現世でも来世でも一緒だ。』 と言ってくれたのを思い出した。 マメトラです。 最近こんな感じの設定にはまっております。 同性愛って認められにくいですが、私は好きです笑 読みにくくてすみません。 読んでくださってありがとうございました。 感想やアドバイスなどいただけると、とても嬉しいです! では!
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悲恋になりそうな喜劇
設定は一歩間違えたら悲恋に落ちていってしまいそうなのに、ファンタジーの要素も交えながらハピエンに持っていくのが、とても綺麗だなぁと思いました。 同性愛私も好きです…というか自分が女の子も好きになれるから、百合とか普通に共感できるので…(笑) とっても面白かったです!素敵なお話ありがとうございました♪
久々の、マメトラさんの小説!
どうも、鈴木爆撃機です。 いや、やっぱり良いですね!マメトラさんの小説! 同性愛がテーマの小説は、僕も書いたことがあるんですが、やっぱり難しいんですよね。 それをここまでの完成度に持ってくるマメトラさんはすごいと思います! いつか、同性愛が全ての人々に認められる世界になるのでしょうかね。 ではマメトラさん、次の小説を待っています!