つづく。
道はつづく どこまでも いつまでも 僕はあるく 苦しくても 悲しくても 僕があるく先につづく道は 真っ直ぐだ ただ真っ直ぐだ 目標という道は ずっと つづく _____目標ってなんだろう。 時々僕は考えるんだ。そして目を瞑ると、そこにはただ真っ直ぐに伸びている道があるのが見える。どこまでも続くあの道の先に、きっとゴールとなる目標があって…それは苦しくても、悲しくても、前に進んでいかなければたどり着けないのだと思う。 _____なのに。 「あんた、また学校休むの?」 今僕は母に問いただされている。 「行かない。行っても白い目で見られるだけだよ。」 僕は今、逃げている。前に進むどころか、後ろに下がって行っているような気さえする。 先程言った道なんて何も見えなくなっていた。目を瞑っても真っ暗で何も見えない。まさにお先真っ暗だ。 僕が視線を感じるようになったのは、一ヶ月も前のこと。 最初は髪型や、服装が乱れているからだと思った。でも…次第に【それ】は酷くなっていった。 僕の悪口を言う人間が出てきた。…はじめからいたのかも知れないけど、少なくとも僕の耳に直接入ってくるようなものではなかった。 段々僕は疲れていった。精神的な苦痛に耐えられなくなっていって、とうとう学校に行かなくなった。 (ああ…僕には目標があるのに。) 僕の目標は、〇〇高校に入ること。あそこは学力も高いし、生徒へのケアも手厚い。何より、教育大学への進学率が一番高い。僕は国語教師になりたいと思っている。だから〇〇高校に入るのは大きな目標だ。 …その目標を壊しているのは自分なのに。情けなくって、一歩も歩けない。 僕はもう目標なんか考えたくもなくなっていた。 _____そんなとき。 「〇〇高校に入るの…諦めてみよっか。」 母に突然言われた。 「え…」 一番応援してくれていたのが母だっただけに、驚いた。 「何で…?」 「だって、学校に行くっていう目標も達成できない子が、〇〇高校なんて行けないんじゃない?」 「うっ…」 厳しい一言に僕は撃ち抜かれた。 「確かに…」 母は言う。 「大きな目標なんていらないのよ。」 母は更に続ける。 「大きな目標を持つからプレッシャーも大きくなる。まずは朝だけでも学校に行けるようにする。これも立派な目標でしょう?」 母の言葉に僕はハッとした。今までの僕は、目標は大きくなければならないと思っていた。でも、小さな目標を積み重ねていくことで、大きな目標を達成することができるんだ。 母の微笑みに感謝した。言ってもらえなければ気付けなかった。 「…お母さん」 「ん?」 「ありがとう」 母は照れたように顔をそらしてしまった。 「僕、明日から頑張ってみるよ。」 僕は静かに目を瞑った。そこには、前のようにつづく、目標への道が見えた。 でもその道には、たくさんのゴールがあった。小さなゴールがずっとつづいて、大きなゴールにつながっている。 大きな目標を持つ必要はない。小さなゴールを積み重ね、大きなゴールに向かっていく。 朝。いつものような起きたときの憂鬱感がなかった。爽やかな朝だった。まずは朝だけでも学校に行く。僕の最初の小さな目標。たくさんの目標をクリアしていって、僕は国語教師になりたいと思う。 「行ってきます」 いつもより元気に挨拶をして、僕は学校に向かった______。 追記 通りすがりのポエマーです。これからも書いていきますので温かく見守ってください。 それでは、失礼致します。
みんなの答え
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素敵!
めっちゃ面白い! 表現の仕方が上手いです!
おひさしぶりです!
通りすがりのポエマーさん!お久しぶりです!待ってました!! ポエマーさんの書き方…やっぱり好きです(^^♪ しばらく投稿されていなかったのでもう書かないのかと思っていました…良かった。 今回の小説は学校に行けないことに悩む男の子の話ですか…もしやポエマーさんの実体験だったりして…そんなわけ無いですかねw いつも読んで勇気と元気もらってます! これからも楽しみにしていますね♪