人生初デートのリアル。【短編小説】
日香(にちか)中学2年生 不器用照れ屋 結人(ゆいと)中学2年生 可愛い系男子 低身長カップルの初のデートは、バスで10分の遊園地。 〔日香目線〕 結人君から告白したんだよね。いや、これが男子ながら可愛いんだわ。 で、今日のデートも結人君からのお誘い。 日「つぎ、何乗る?」 結「そうだなー、観覧車!」 日「結人君らしいね。可愛い」 結「日香ちゃんのほうがかわいいよ」 …なーんて、甘い会話なんて少しもない。 これが中学生のリアルだ。 隣を歩く結人君のスピード。 結人君のリュックに付いたストラップ。 会話が弾まず、逃げるように、アトラクションの音楽に耳を澄ます。 クラスメイトがいたら、とキョロキョロ。 空中ブランコにでも乗って結人君と話せない言い訳を作って、一人、安心したり。 でも…。 歩いてるとき、つまづいて転びそうになったり、喋ってるとき噛んじゃってたり、ジェットコースターに目をキラキラさせてる君が、好きでたまらなくて。 〔結人目線〕 日香ちゃんから見た僕はどんなふうに映ってるのか気になって。 気まずくなるたび、リュックのひもを指に絡ませたり。 何もないのにトイレに入って、ほっと息をつく。 真っ白な頭に浮かべた単語だらけの会話なんて、1分もたてばどんなふうだったか忘れる。 でも…。 食事中に髪を耳にかけたり、大人と話すとき目をキョロキョロさせたり、リュックを背負うとき一回軽く跳ぶところ。 そんな些細な事でさえ、ドキドキしてしまって。 デート中に手をつなぐなんて、まるで夢でしかない。 でもそんな事しなくても、僕は君が好き。 甘い会話、恋人繋ぎ、初めてのキス。 これは小説や漫画だけ。 でも現実は小さな事でキュンキュンする。 ーこれが中学生のリアルだ。
みんなの答え
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キュンキュンしました!
こんにちは!星音です。 (名前覚えてくれると嬉しいです!) とてもキュンキュンする話で最高でした! 特にそれぞれ二人の目線から書いているところが好きです~ あと、羨ましいなと思いながら読んでいました! 彼氏がいたらこんなこと出来たり思ったりするんだろうな~ また、恋愛系書いて欲しいです。 楽しみに待ってます! 以上星音でした。