綺麗事。
僕の好きな人はすぐ綺麗事を言う。 「綺麗事ばっか言ってんじゃねーよ」とふざけてるように僕が言うと、「えへへ、ごめーん」と手の平を顔の前で合わせて、笑いながら僕に謝るのに、一日後には好きでもない人に対して「ほんと素敵だと思う!もう尊敬しかない!」と言う。 ある日僕は、学校の帰り道に真剣な顔をして言った。 「歌恋(かれん)さ、なんですぐに綺麗事ばっか言うの?そのくせ、本当にやめたほうがいいと思うけど。」 歌恋は最初は笑っていたが、僕の変わらない真剣な顔でやっと 「私、怖いの。人を傷つけることが。綺麗事はよくないことだってみんな言ってるけど、人を傷つけないなら、いいんじゃないかって思っちゃってさ。気付いたら言っちゃってるの」 と答えた。 「だめだよ。嘘でたたえられることの方が、よっぽど傷つくんだから。」 少しきつめに言ってしまった。 確かに、その時は傷つかない。でも、やっぱりいけないことだと思うから。 「そう…だよね。気をつける…」 そのあとは、一言も喋らなかった。 それから何日かたったある日。歌恋が話しかけてきた。 「達也(たつや)くんってさ、毎日「僕のことどう思う?」って聞いてくるじゃん?」 「うん。まぁ、達也はかまって欲しいんだろうね。」 「それでさ、最初はなんだかんだ言ってたんだけど…」 「綺麗事で?」 「うん」 綺麗事のことには触れなかった。あの日の帰り道のようになることが怖かったから。 「でも、なんだか、話しているうちに好きになってきたんだよね。かまってあげたいと言うか… で、伝えたいんだけど…」 「まぁ、適当にいえばいいんじゃない?」 軽く流した。 どうせ、うそだろ?と。 あんなやつ、好きになるわけない。 「わかった…」 歌恋はそう言ってどっかに行ってしまった。 何日もたったある日。 「僕のこと、どう思う?」 また達也は聞いていた。 「…好き」 びく、とした。 本気で言うのかと。 「う、嘘だよな…」 小さい声で言う。 しかし彼女の顔は真剣な顔だった。 「いつもの顔じゃない…」 綺麗事ではないのだと、その時察した。 こんなことになるのならば、綺麗事はだめなんて言わなければ良かった
みんなの答え
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えっめっちゃよき!!
やっほっほ!おらAYAなり~!! 初めまして!(だよね?) やっほっほ!しずくさん! えっと、急ですが、しずくちゃんって呼んでいいですか? 嫌だったらごめんなさい!! 私のことはAYAでいいよ~ さて!前置きはここまで! 感想です!! すごい…なんだろ… 意外な結末!そっちか!ってなったw 内容がすごく深くて、11歳とは思えんわ…尊敬します!! すごく切なかった…(´・ω・`) めっちゃ続き気になります!! しずくちゃんのペースでいいから続編書いてくれたら嬉しい!! ではぐっばぁい☆
その後が気になる~!
読ませていただきました! 最後、どうなるかなぁ、と思っていま したが、その子と結ばれてしまうん ですね… また、作ってください!\\\\*・ω・*/
すごい!
やほ!りあんだよ!コメントありがとうございました!(永遠の絆)参考にさせてもらってます。 1つ思ったことを言います。話の内容が深いなと思いました。歌恋ちゃんの癖の綺麗事をやめるようにいった達也君が、最後に言わなければ良かった。となる理由が個人的に好きです。 少し分からなかったところが、それから何日かたったある日。歌恋が話しかけてきた。のところで、誰との会話か分からなかったので気をつけてください。(私が理解出来ないだけかもしれません。そしたらごめんなさい)以上です!これからも頑張ってください!応援します!
すごいー
ども、匁です。 すごいですね。そういう方向か!ってなりました。 文章もよみやすくてきれいでした。
読ませてもらいました!
良いですね! 私、こういうの好きです! これからも書いてくださいねー!