思い出に蓋をする。
「突然ですが_この学校は、再来年度で閉校となります」 2年前、4年生の時に突如として担任に言われた言葉。 そして、私はこの小学校最後の卒業生となったのだ。 「信じられないな、_今までこうやってここで勉強してきて、急に閉校するなんて言われてもさ_」 私は声に出した。 「…そうかな、意外とすっと閉校になると思うよ?」 隣の席の英は眼鏡を押し上げながらクールを気取ってそう言った。 「クール気取っちゃって。ただのナルシストのくせに」 私は英の方から顔を背ける。 「ふん、言われなれてるよ」 英も捨て台詞を残して立ち去っていった。 …あ、そういえばこんな会話をするのもこれで最後か。 _まったくもって実感がわかない。 寂しくなるな、なんて思ってみる。 卒業式が終わってもずっとこの教室、このメンバーで授業を受けているような気がする。 …そんなこと、あるわけがないんだけれど。 「やだなぁ、人ばっかりの教室」 「え?」 私の言葉を聞いた英が再び振り向いた。 「変なところだけ耳が良い」 「うるさいな」 「この日常がずっと続いていくことを想像しちゃうんだよ…、だってこのクラスでさえ陰キャなのに、中学行ったらもっと陰キャになっちゃうどころか、多分いじめられる運命が待ってる。想像できる」 「無駄に想像力が豊か」 「うるさい」 「…とにかく。この学校にはさよならってことだね。名残惜しいですよ」 「棒読み」 「どうせ芝居下手ですよ」 変に笑みがこぼれた。 「楽しかったよね、なんだかんだ言って」 「…うん」 「噂もたくさん立てられたし、たくさん怒られたし、たくさん喧嘩してるの見たけど…なんだかんだ言って最後には全部『楽しかったよね』になっちゃう。不思議」 「うん」 沈黙が流れた。 「ねえ、英…」 言いかけたところで、ドアが開いて先生が入ってきた。 「はい、授業始めますよ。席について」 さっきまでちりぢりになって談笑していたクラスメート達が席に着く。 _今から、私の小学校生活最後の、そしてこの小学校にとって最後の授業が始まる。 こんにちは、大福餅です! なんだか、今まで使っていた学校が使われなくなるということで、今までの思い出が消えていくように感じられて、謎に感慨深くなっています。 良ければ皆さんが思ったことも聞かせてください。喜んで読みます♪
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すごーい!
はじめまして。目高といいます 私よりも一つ年下!?ってびっくりしました でも私も2週間前まで11歳だったけどね! 私の学校は閉校にはなってません。でも兄の中学校が閉校しました 兄は学校が嫌いだったけど、最後の日学校に行くと 「何だかんだ楽しかったな」 と笑顔でした。私も何だか不思議だなと思います! 当たり前の日常が無くなるのは悲しいけど、その日常の幸せさや大切さを知る事ができますよね。失って初めて気づくというか… もしかして大福餅さんの学校閉校しちゃった?違うかったらごめん 文からして何だかほんとに味わったような感じがしました 閉校してなくても、その気持ちが伝わってくるのはすごく上手な証拠だと思います!これからも自分のペースで頑張って下さいね 陰ながら応援します!それではまた会いましょう