食用ロボット[意味怖]
「このロボットは、食べられます」 そう言って見せられたのは、猫型のロボット。 「実用的な機械」と題して、半年前に社員全員がプレゼンを要求されていた。 今日がそれの発表日なのだが、中々興味深い物がたくさんある。 中でも、やはり吉田のプレゼンが1番だ。 「ペットロボット」という吉田の発明は、名前の通りロボットのペットだ。 基本形は猫だが、お好みの動物に姿を変えるらしいのだ。 でも、それだけじゃない。 このロボットは、音波を吸収し理解する小さなチップを、色が変わる粒子が包んでいる仕組みになっている。 チップは特殊な引力を出しているので、粒子はチップから離れることはない。 そして、チップが出す信号に反応し、粒子が色を変え移動し、様々な動物になるのだ。 「更に粒子を噛み潰すと中から汁が出てきて、まさにその動物の味がするのです。牛、豚、鶏、馬。現在はこの4種類しかバリエーションがありませんが、これから増やすつもりです」 吉田は自慢げに語る。 商品化は吉田のものに決まったな。 現代的で珍しく「食べられるロボット」という新しいレッテルを持つので、売り上げも期待できそうだ。 「寒さや暑さを訴えることは無いので極寒の地や砂漠でも連れて行けますし、宇宙ステーションや戦場で食べ物に困った場合など、幅広く利用出来ます。どうです、試しに部長、1週間程飼ってみませんか?」 吉田は、俺の隣に座っている部長に声をかける。 部長は独身。 家で独り寂しくないよう、気にかけたのか。 「愛でるも遊ぶも食べるのも、自由ですよ」 「それは是非、飼わせていただこう」 案の定、部長は嬉しそうにペットロボットを持って帰った。 きっかり1週間後。 部長が直々に吉田を訪ねてきた。 「どうでした?ペットロボットは」 「いやぁ、期待以上だったよ」 「持ってこられてないということは、食べたんですね。味の方はどうでした?」 「意外と美味かったな」 そう楽しそうに話す2人を見て、俺は思わず口に出してしまった。 「部長、何か付いてますよ。ほら、お尻に紐のようなものが…」
みんなの答え
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もしかして…!
こんのんこんにちは! ねこねです( ^ω^ )キョウダケフッカツダニャ お尻に紐というのは、もしかして 猫を食べたことで猫型ロボットに 寄生していた寄◯虫に 寄生されてしまったということですか? 白田さん天才ですね! ( ^ω^ )マタネ
あっ、わかった!
こんにちは!ちぃです! わかりました! 「食べられる」は、自分が食べるんではなく、自分が食べられると言うことですか!? はー、なるほど。 年下、タメ口失礼しました!
なるほどね~
部長から紐ってことはそのロボを食べると動物になるということ?
ええと…
つまりまるごと飲み込んだ?ううん…わからない…!明日友だちに聞いてみよ…………!(☞゚∀゚)☞
ん一
お尻にヒモってことは、ネコとか犬とかに なったってこと?
えっ
えっどういうことだろう。部長の体が乗っ取られた?