いつも通りの大切さ
俺は1つ年下の妻彩子と,12歳の娘梨乃がいる。 あーあ,今日も朝起きて,朝ごはん食べて,会社に行って,上司にぺこぺこして,帰って風呂入って飯食って寝るだけ。いつも通りさ。ほんと言うと,会社なんて行きたくないんだ。ずっと家で,酒飲んでギャンブルやって毎日を過ごしたい。でも,家族を養うためには仕方のないことだ。 「お父さん,お酒ばっか飲んでないで,たまには家事やってよ」 「ああ?うるっせーな。お前ら養ってるの,誰だと思ってるんだ!俺に指図するな!」 ほんっとに,誰に向かって口きいてんだよ。ふざけんな。俺は仕事して帰ってきてるんだ。 「あなた,私だって朝から夜まで働いてるの。私も疲れてる。だから,少し手伝ってくれない?」 「だから,俺に指図するなって言ってるだろ!?」 何度言えばわかるんだ。「家事をやれ」。この言葉はほぼ毎日のように言われる。家事?そんなもん,知らねーよ。家事は女がやるものだろ?俺は家の頭なんだ。俺に逆らうな。 【日曜日】 ああ?金ねえな。給料日まで1週間あるな。彩子にもらうか。酒買う金もねーし,競馬もできねーな。毎週楽しみしてる競馬ができないと,イライラするなあ。 「彩子,金くれ。」 「また競馬とお酒?お金は渡せない」 「は?いつもくれてるだろ?なんで今日はくれないんだよ。」 「たまには,協力して。私だけに,大変な事を押し付けないで。」 「ああ?うるっせーな!?」 「キャーーーー」 俺は良いだけ暴れて寝落ちした。 【次の日】 あれ?誰も,いない。テーブルに,置き手紙があった。 ~あなたへ~ 家を出ました。もう戻りません。私たちは,今までずっと,辛い思いをしてきました。家事は私に任せっきり,休日には金を要求,渡さないと暴力を振るわれました。「俺の稼いだお金でお前たちを養ってんだ。」これがあなたの口癖だった。でも,生活費は私の稼いだお金を使っていました。あなたのお金は,全てあなたのギャンブル代と酒代でした。あなたのお金で家族は養えていませんでした。 もう,この家には入れません。娘を連れて引っ越します。さようなら。 そうだった。俺はいつも,そうだった。酒を飲んでいて,自分では気がついていなかっいなかった。でも,俺は機嫌が悪いと暴力を奮っていた。そして,一切,家事は手伝わず,妻にも娘にも辛い思いをさせてしまっていた。出て行かれ、もうどうすることもできない。何度も手伝ってと言われてたのに。もう,あの日常は帰ってこない。俺は,幸せ者だった。今更気づいてももう遅い。いつも,もっとちゃんとした父であり,夫でいなければいけなかった。 後悔しても遅いんだ……。 ごめんなさい……。
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
プリンちゃん!
こんにちは!#雅だよー! とても良い話しだね。 感動しました。 バイバイ