幻の蝶使い(コメントよろしくお願いします!)
この異世界には能力を使える人がいる。 未来を夢見たり、人の心の中を読めたり。 その中で、昔の書物には書かれてあるのに、謎につつまれた能力があった。 その名を「蝶使い」と言った。 ____________________________________ この村でいちばん賑やかな市場。そこも夜になるとしんと静まる。 ごく普通の少女、稀乃(まれの)はこの市場に取り残された。 母親と一緒に此処に来たのだが、母親とはぐれ、それっきりだった。 お腹もすいたし、疲れたし、もう限界だった。 稀乃の周りには、蒼い蝶が何匹も舞っていた。 (走馬灯かな、、、) おぼろげな意識のなか、揺らめく人影を見た。 ____________________________________ はっと目を覚ますと、そこは真っ暗だった。 手足に不自由を感じ、そこに目を移すと、手錠がはめられていた。 ぼんやりとながら、状況がつかめてきた。 近頃、悪質な人買い組織が、このあたりをうろついていると、誰かが噂していた。 どうやら稀乃は、その人買い組織の餌食になったらしいのだ。 (どうしよう、このままだと私、、、) すると、見覚えのある蝶が、ひらひらと舞っているのを見た。 淡く発光しているその蝶は、細かい模様の刻まれている羽を、ゆったりと動かしている。 その動きに見とれていると、いきなり乱暴に外に連れ出された。 ____________________________________ 読み通り、この人たちは人買い組織だった。 すると、さっきの蝶がまた現れた。おまけにたくさん。 すると蝶たちが、不自然に集まりだした。 蝶たちは、集まり、溶け合い、一つの剣を作り出した。 そして稀乃の手のひらにふわりと降り立った。 稀乃に顔を動かした人買い達は、言葉にならない悲鳴をあげた。 稀乃が目を閉じていたからだ。 稀乃はゆっくりと目を開けた。 その目は、あの蝶と同じ蒼色に、発光していた。 _________________________________________________________________________
みんなの答え
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蝶……!
この後、稀乃ちゃんと蝶たちがどうなったのか気になるような終わらせ方で凄く好きです! ファンタジーっぽさもあって好みの作品でした!