君の中は見たくない。
閉じろ、ゴマ。 君の中も、君の心も見たくない。 彼女を想ってから何年経っただろう。ずっと僕の片想い、もう思い出したくない程の悔しさを味わった。 心を開けて、彼女の思いが知りたかった。 僕の事をどう思っているのか、僕の事が好きなのかそうではないのかが知りたかったんだ。 確信していた、彼女は僕の事が好きだと。けど、彼女の隣は僕ではなくて。 「大きくなったら、結婚しようね」 「うん、いいよ!」 結婚しようと約束も交わしていたのに。 いつからだろう。 彼女が憎いと思えてきたのか。僕を傷付けて、落として上げて、癒しては傷付けて。 まるで彼女は僕の心で遊んでいるように見えた。でも恋は盲目で、彼女は僕のフィルターという目によって美化されていたんだ。 今さら気付いても手遅れで。 諦めきれなくて、奪おうとも思った。でも僕にはそんな勇気はなくて。 幼い僕が羨ましいと、そこからやり直して彼女を射止めたいと思った。 僕が近付けば彼女は微笑んで。 僕が離れようとすれば後をついてくる。幼い頃の僕の方が一枚上手のような気もした。 来世に期待を抱けなくなった。 前世が彼女の人と出会うのが嫌になったんだ。いっそのこと、未練残して逝って、霊になって彼女を見守りたい。 まだ、僕は諦めきれてないようだ。 心の底から愛していた。 今は、心の底から彼女が憎い。 幼い僕は馬鹿だった。 幼い僕も、愚かであった。 閉じろ、ゴマ。 閉じなくても良い、見えなければ良い、誰かがこの心に終止符を打ってくれれば。 もう…君の中は懲り懲りだ。
みんなの答え
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閉じろ、ゴマ。
こんにちはっ!すずりんです(*≧∀≦*) 1日1トーコーですがニクネだけでも覚えてくれると嬉しいです! 本題に入ります! もしかして、このお話に出てきている「閉じろ、ゴマ。」は「開け、ゴマ」の反対バージョンですか?これを思い付くたまねる先生、すごい…! いつも思うのですが、たまねる先生の小説は文と文の間に空白が空いていることで読みやすく、さらには小説の深みを感じられます! あと、アドバイスで、「大きくなったら、結婚しようね!」このセリフは小さい時に主人公がいったのなら、「おおきくなったら、けっこんしようね!」の方がいいと思います…! なんか、素人の私から偉そうにごめんなさい… これからもたまねる先生の小説を期待してます(*^-^*) (プレッシャーだったらごめんなさい…)