ミステリー短編
「ん~、冷たい~!」市川ルカは日本人とイギリス人のハーフだ。今は夏休みで、おばあちゃん家に来ていた。ルカはアイスクリームを食べながら、限りなく青い空を見上げていた。まさかその後、大切な人が死んでしまうとは思ってもみなかった。 「おい、起きろ!」お父さんの叫び声で目が覚めた。いつもの長い前置きをスルーして、本題に入ったらしい所から聞き始めた。要約すると、お母さんが死んでしまった事、キッチンに見た事もない袋があった事。ルカは、お母さんが死んだ喪失感か、しばらくぼーっとしていたが、スッと立ち上がると、ズカズカとお母さんが寝ていた部屋へ進んでいった。 お母さんが息をしていない事を見るルカの目に涙が溜まっていたが、ルカはそれをさっと拭うと、「許せない」とポツリと言って、立ち去って行った。ルカはキッチンへと向かった。 サッとスマートフォンを立ち上げると、袋に入っていた粉を調べ、猛毒だった事が判り、110番をかけた。 そのうち警察が到着すると、その袋を手袋をして刑事に渡し、小さな声でお願いしますと呟いた。ルカ達は埼玉の家に帰り、袋の指紋鑑定が出るまで待った。ルカのおばあちゃんは、親戚の家に泊まったみたいだった。 指紋鑑定の結果は、犯人の指紋は出なかった。ルカとルカの家族、おばあちゃんからも出なかった。お母さんからも出なかった。実はお母さんは死因を確定させるために解剖されている。死因は毒殺だった。だが、近くの防犯カメラに犯人が映っており、真相は防犯カメラの映像を解析する事でわかった。幸い犯人はスマートフォンを持っていたので、GPSで足取りを追う事ができた。ルカは犯人の特徴を押さえ、犯人が入って行ったとされる山へ行った。 (メガネの中肉中背の男…)30分探しても見つからなかった。ルカのお父さんが諦めようといいかけた時。「居た!」ルカとルカのお父さんが山を駆け登る。犯人は気がついて走って逃げていくが、ルカが先回りして太い木の根の方に追い詰めた。木の根に躓いて転んだ犯人は 頭をひどくぶつけたらしく、10分程度意識がなかったと言う。 家に帰ったルカは、新しい仏壇の前で一人泣いていた。
みんなの答え
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切ない…
捕まえられたのは良かったけど、お母さんは助からなかった…切ない… ミアさん、小説書くのお上手ですね!
ルカちゃん....( ;∀;)
焼きたてピザ屋のピザ~です! ルカちゃん..( ;∀;)犯人は捕まえた。でもお母さんは戻ってこなかった!なんとも悲しいお話でしたねえ..(*´;ェ;`*)シクシク みあさんめっちゃ面白くて切なかった!凄い!(^^)b お客さんだ!それでは!チロリーン
なんか切ない…
犯人はちゃんと分かったはずなのに、最後の一文で主人公が泣いているところが、なぜか切なさを感じました。 それだけお母さんが大切だったんですね…