海月
宇宙の欠片に海月が游ぐ。 星々を巻き込みながら、ゆったりと。 星屑を纏った海月の輪郭がふわりふわりと揺れる。 まるで、ウエディングドレスに身を包んだ花嫁のように。 海月はやがて白く霞む月を覆った。 月は海月の心臓となり、ぽくん、ぽくんと弾む。 体内を廻りめぐる、純白に艶めく血液。 月の海は荒れ狂い、飛沫が舞い散った。 靄を織り交ぜた触手の先に、一粒の飛沫 が蕾む。 瞬く間に雫は散って、深い闇に波紋を描いた。 凪いだ宇宙に、波が踊る。 硝子のように繊細な触手が… 水のように柔らかな触手が… 眩い闇に垂れている。 リボンのように、ゆらりゆらりと波打ちながら。 貴女は僕を刺したのか? 僕は貴女に刺されたのか? 痙攣する身体に、貴女の毒が廻っているというのか? 溢れるほどの光に包まれて、貴女は艶やかな妖しい笑みを浮かべた。 その姿さえ、毒のように美しかった。 (end) こんにちは。 未来は明日の破片です。 「クラゲ」って漢字で書くと「海月」らしいです。(または「水母」) 私は知らなかったんですけど、神秘的な字だなぁ、と思ったので小説を書いてみました。 めっちゃ謎系なので、自由に想像してください。 コメント待ってます_(._.)_
みんなの答え
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すごい!
とっても綺麗な詩ですね!本当に、すごいとしか言いようがない!
綺麗…
全体的に綺麗な表現の仕方でとても良いと思います。 最初の『宇宙の欠片』からして綺麗です。 まさに『神秘的』ですね……! 『血液』『荒れ狂い』の辺りからなんとなく暗めになっていて、 その上で最後に『毒』とくるのが、 なんか…うまく言えないんですけど、とにかく好きです。 一行ごとの空白も、そんな雰囲気を醸し出すのを 手伝っているようで、よく考えて書かれていると感じました。 すごく良かったです!
とてもいいです!
とてもきれいな表現ですね。 想像しながら読めて、内容がすごく頭に入ってきます。