さよならクリスマス ~聖なる夜のプレゼント~
「今年も、クリスマスパーティー…したかった………ね…さよなら」 そう言ってお母さんは、目を閉じた…んだ 「メリークリスマス!そしてハッピーバースデー!聖蘭(セイラ)!」 12月24日…だ。 リビングでは、友達とのクリスマスパーティーで大騒ぎだ。別に、クリスマスなんて祝いたいわけじゃない。ただ、みんなが「今年もクリパやる!」っていうからしょうがなくやってあげた感じだ。 「いいなあ、聖蘭は。クリスマスイブに産まれたから名前が『聖蘭』とか…!お母さん最高じゃん」 お母さん―――……その言葉を聞いてドキッとした。だって、だって、お母さん…は…… 「…………ごめん。今日は…帰って」 一気に場の空気が重くなった。 「え!?」「はぁ!!?」「何で何で??」 口々にみんな喋り出した。「だから……本当は…」と言いかけた時、友達の一人が言った。 「聖蘭って……ノリ悪くない?」 みんなが私をギロリと見た。 そして、みんな自分の荷物を持って、とっとと出て行ってしまった。 すると最後に出て行こうとした、さっきの一言を言った――…彼女が言った。 「人気者だからって、調子乗らないで」 バタンと戸が閉まった。 静まり返った部屋には、私とクリスマスツリーだけになった。いや……そう見えただけだ。 「サンタクロースなんていない!欲しいものなんてない!友達も恋人も何もかもいらない!だから…だから…お母さぁぁん!」 何で…何で…いなくなったんだ。三年前のクリスマス……どうしてお母さんはいなくなったんだ。サンタなんていないんだ。願いなんて叶わないんだ。 「あの日から、お母さんだって希望だって、プレゼントだって…何もかもなくなったんだぁっ!!」 いつのまにか、声に出して泣き叫んでいた。するとクリスマスツリーの上の星が落ちてきた。 「……え?手紙と…星の中に何か……」 聖蘭へ 突然びっくりしたでしょ この手紙 きっとこれを見つけたときは私はもういない 何歳になった? お友達はできた? 今年もクリスマスツリー ちゃんと出したんだね 星の中に 聖蘭へのプレゼント 入ってるよ 最後だから さよなら だね だけど 終わりがあれば 始まりがあるんだよ だから はじめまして も 言っておくね メリークリスマス!ハッピーバースデー!聖蘭! お母さんより 大粒の涙が落ちてきた。 「星の…中?」 シャラン… 中にはお母さんと私の写真が入ってた。写真の端っこに穴あけパンチで小さな穴があいていて、そこに可愛らしい手作りキーホルダーが通してあった。 キーホルダーはサンタにふきだしで“merry Christmas!”書かれてあった。インクで書いたからか、“Christmas”の『C』が『O』に見える。 「サンタクロースって……本当にいるんだ」 窓の外では、しんしんと雪が降っていた。 『さよなら』――…は終わりの言葉 『はじめまして』は始まりの言葉 始まりの朝はきっと来る。聖なる夜があれば聖なる朝もくるはずだ――…。
みんなの答え
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やばいやばいやばい
(挨拶省略) やばいってマジで 涙溢れる~ 今目しょぼしょぼ状態 【理性を保つ】 一個上でこんな短編小説が書けるって才能ありすぎじゃない??!! 羨ましや~。
泣いたっ泣
こんにゃ地中からきたニャンコです マジで泣いた。本当に涙出てきた。これすげええええええええええええええええええええええ
あああああああああ
やばい、泣きすぎた
みいです
がちで泣いたw
すごい!
すごすぎる! 何か、感動した。(´Д⊂グスン(´;ω;`)ウゥゥ
すごすぎる!
こんにちは、笑顔がモットーだよ! すごい、私より年下! すごい感動しました(´Д⊂グスン ありがとう、次の作品も楽しみに待ってるよ!
すてき!!!
こんちゃ!あまゆだよっ! え?11歳?え?11s..... すごすぎ!なにこれすご! 悲しみと感動の入混じった 素敵な小説だー!!! お母サンタさん、いい人だな ぜったい。うん。めっちゃ 素敵な小説どうもありがとー!