魔法【短編小説】
今夜はホワイトクリスマス。 リア充どもがあまぁい雰囲気を漂わせる聖/性なる夜。 べつにクリボッチとか、そんなんじゃない。お好きにいちゃついてどーぞ。 私は、今から塾なのよ。 塾のドアを開け、階段を降りた。 「(塾、終わっちゃった)」 なんともいえないむなしさ。だからといって、居残り自習もだるい。 外の空気は冷え、吐き出す息が白い。 イルミネーションが輝き、外を美しく彩っている。 バスの出発時間まで、あと15分もある。 しばらく、このイルミを楽しもう…。 大丈夫、クリボッチじゃない…はずだ。 「あれっ、麗華?」 後ろから名を呼ばれ、振り向く。 「……えっ?」 そこには私の好きな人の琢磨がいた。 「そっか、麗華の塾ってこの辺だって言ってたよね」 「うん、琢磨はなにしてたの?」 「僕は友達と遊んでたんだ。その帰り」 そうか、琢磨は友達が多いんだっけ。大人数で楽しんだのだろう。 その中に、女性はいたのだろうか。 _____いや、なに考えてんだ私。 「ねぇ、一緒にイルミネーション見ようよ。バスまでまだ時間あるよね?」 「う、うん」 青色、黄色、赤色…色々は色の光がある。 「(まるでデートだ)」 腕を動かせば、すぐに触れられそうな距離に琢磨がいる。 イルミネーションの光じゃ、琢磨の表情はよく見えなかった。 「まるでデートだね」 「!?」 突然、琢磨が言うのだから、ビックリした。 「は、はは。そうだね」 __本当にデートなら、どれだけいいか。 「俺、麗華のこと好きだよ」 「……へっ?」 琢磨が微笑んだ。 「返事、明日聞かせてね?」 はっきり見えた琢磨の表情。 その頬は、確かに紅かった。 「えっ、まっ…ちょっ…!」 琢磨は走っていってしまう。少し慌てたような走りだ。 「(…心臓がうるさい)」 __これがクリスマスの魔法ってやつか。
みんなの答え
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なんでそこで終わっちゃうん!?
なんでそこで終わっちゃうんですか!? 返事は……?その後の2人の関係性は……? あぁ……続編が読みたい! めっちゃ気になりますね……。
答えは…
琢磨に「好きだよ」と言われた麗華の答えが気になります!!でも、それを考えるのもまた良い… 感動しました泣 次のクリスマスは二人で来るのでしょうか…(その日も麗華が塾だったら行けないけど…)もう小説家になってもいいぐらいです。すごい!! パチパチパチパチ(上から目線でごめんなさい)では、nanamiでした。(漢字、変換間違ってたらごめんなさい)
今更見てないと思うけど…
や!りんりんですっ! 敬語のが良いよね。 物語とかめちゃ良いと思いましたぁっ! えとねぇ、一個だけ疑問があって… 琢磨さんって、自分のこと、 僕っていうの?俺って言うの? 戸惑っちゃったから、はっきりして欲しぃな~なんて。 でも、ほんとそれ以外は全然大丈夫だから、これからも頑張って下さぃ あ、彼氏に呼ばれちゃった笑 んじゃぁねっ!!
めちゃいいお話!
めっちゃ好きです!!!(語彙力) ちょっとだるい感じだったのに、好きな子が来て戸惑うとこ可愛い…… 読んだ後すごい幸福感やばいです!クリスマスの魔法って言葉もすごくいいですね! 年下が失礼しました。また読みたいです!
きゅんきゅん
いいお話だったよ! ありがとー!!!!!!