なのとはる
私は南なの。事故でお父さんを亡くして、お母さんは小さいころに離婚して、一人ぼっちになった私を引き取ってくれたのは、寮の管理をしている叔母さんと、いとこのここ。ある夜のこと、 「ひなき、スマホ鳴ってる。」 「あ、お父さん。もしもし~?」 ひなきちゃんは楽しそうにお父さんとしゃべっている。それを見て、なんだかさみしく、泣きたくなってきた。 私は、部屋に駆け込んだ。涙が溢れてきた。 「うう、うっ・・・」 誰かが部屋のドアをノックした。 「なの。入るぞ。」 それは、隣の部屋で、中1のはるくん。涙を止めなきゃ。でも無理。もっとあふれてくる。 「なの、大丈夫だ。もう一人ぼっちにはさせない。俺たちが。つらいよな。11歳で天涯孤独なんて。」 「うわあああああん!」 これまでこらえていた分の涙があふれた。 はるくんは正直言って、ちょっと冷たそうな印象だった。でもガラッと変わった。 背中をさすってくれて、なぐさめてくれるとっても優しい男の子。 「あじがど・・・」 「はは。まともにしゃべれてねーって。」 私の気持ちをわかってくれた。私的にはこれより嬉しいことはない。 「なの、お風呂・・・はる?」 「しー。」 眠っていたなのの頭は、はるの膝の上。その寝顔をみて、はるはほほえんだ。
みんなの答え
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はるかっこいい!
感動!はるくんかっこいいですねー! 面白かったです!これからの展開を色々想像しました!