お姉ちゃんはフランス人形
私のお姉ちゃんはフランス人形。 私と違ってとっても可愛い。 血は繋がってるのに、何でこんなに違うのか恨むほど。 ホントはお姉ちゃんと歩きたくない。 似てないから。 馬鹿にされるから。 比べられるから。 でも、一緒に登校する。 今も隣で歩いてる。 だって… やっぱり良いよね、フランス人形は。 ふと、お姉ちゃんのバッグを見るとパスケースが見えた。私と色違いのやつ。 そこには、男の子の写真があった。 「あ。その男の子、だれ?カレシ?」 「違うわよ。片想いなの。中学1年生には、分からないわ。ほら、返して」 いま片想いでもきっと両思いになるね。 だってお姉ちゃん、フランス人形なんだもん。 「そうだ。美雪にワンピースあげる。いらなくなったから」 あ。お姉ちゃんが特別似合ってたワンピースだ… どうせ、私には似合わない。 「いらない」 そう言って私は駆け出した。 後ろで声が聞こえるけど、知らない。 お姉ちゃんに私の気持ちなんか分かるもんか。 その帰り、お姉ちゃんが髪を切った。 夜。 子供部屋の電気を消し、 スズムシの音にかき消されないようにお姉ちゃんに言った。 「なんで、髪を切ったの。 伸ばしてた方が似合ってたよ。 ま、どっちにしろお姉ちゃんは可愛いから良いんだけどさ」 「良くないわよ。 近所の人や友達にちょっとくらいちやほやされたって、好きな人から好きだって言わらなきゃ意味がないの。 さっさと寝てよ」 お姉ちゃん。 お姉ちゃん、泣いてるの? どうして? 神様、お姉ちゃんが泣いてるんじゃありませんように。 朝、やっぱりお姉ちゃんはフランス人形だった。 いつもと変わらない。 変わったことと言えば、髪を切ったことと、パスケースの中くらいだ。 男の子の写真が無い。 やっと、お姉ちゃんが髪を切った理由が分かった。 「お姉ちゃん。やっぱりあのワンピース欲しいな」 でも、お姉ちゃんはフランス人形。 今日も私はお姉ちゃんと一緒に家を出る。 お姉ちゃんが可愛いからじゃ無くて、 フランス人形だからでも無くて、 お姉ちゃんが大好きだからだ。 こんにちは。みぃです。 これが最後の私の短編小説になると思います。 「失恋」を第三者の目線で書いてみました。 長くなってすみません。 感想、待ってます!
みんなの答え
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うわ・・・!!
はろはろ★杏ですっ! タメ口でいい? みぃちゃんコメント遅れてごめん!!こんなすごいのもっとはやく読みたかった・・・∑(゚Д゚)お姉ちゃんをフランス人形って言ってるとこがなんかおしゃれ(?)だった(*≧∀≦*)またかいてね☆読むから(*´ω`*) じゃね♪( ´θ`)
お!
年下からです すごすぎますよ!