あなたの居場所はどこ?
隣の家に住む彼の部屋から、彼のイライラする様子が見える。 原因はきっと彼のガールフレンド。また喧嘩か。彼の言ったことに対して一方的に腹を立てているんだろう。 彼女には彼のユーモアがわかんないんだ。私と違って…。だから私は、あの子が好まなそうな歌を聴いて過ごす。あの子とは違うから。 しばらくして、私は鏡の前に立つ。決して美人とは言えない容姿、おまけに視力も悪くてメガネは手放せない。 「はぁ…」 もっときれいな子に生まれたら、よかったのに。 そしたら、私もあの子みたいにミニスカートやハイヒールの似合う、彼の彼女にふさわしい女の子になれるのに。 それに、あの子はみんなが憧れるチアリーダー。私はただの観客だ。サッカー部のエースの彼にふさわしいのは、あの子しかいないんだ。 「あと一点だ!!」 彼の声がサッカー場に響く。彼女は、かわいいチア服を着て、一生懸命踊っている。またため息が出そうだ。私とは何もかも違う。 その後も彼らのチームは頑張ったが、惜しくも負けてしまった。 試合後、サッカー部の部室から声が聞こえてきた。 「なんであんなチームに負けてんのよ。恥ずかしい。」 「なんだよ、それ。どうかしてるだろ!」 また喧嘩してる。あんな言い方はないでしょう。あの子は、何もわかってないな。 私のほうが絶対に彼のことを分かってあげられるのに。 あれから数週間経ったけど、あなた、笑わなくなったね。 いつになったらあなたは気づいてくれるのかな。 あなたのことを分かってあげられる子がこんなに近くにいるって。 いつか気づいたら、言ってよ。 隣は私だけだって。 end
みんなの答え
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これはストーカーなのだろうか…
この犯罪な片足突っ込んでる雰囲気めっちゃ好きです(笑)でも応援したくなるなぁ。いつかくっつかないかなぁ、なんて思いました。くっついたら主人公はどうなるんでしょうか…怖いから想像するのはやめときます( ̄▽ ̄;) 面白かったです!素敵なお話ありがとうございました♪
隣
あなたの隣はあの子じゃなくて私でしょ、みたいな感じがして読んでいて楽しかったです。 『あなた』と『私』で笑い合える日が来たらいいなと思いました。