戦国恋物語~乱世を駆け抜けた激動の恋~
「あー!またこんなに着物汚して!」 馴染みの茶屋に行くと、幼なじみの蘭が怒った顔で出てきた 「わりぃわりぃ、ちょっと稽古に力入れすぎちゃって」 「もう、相変わらずなんだから」 そう言いながら、さりげなく俺が怪我してないか確認する、 そんな優しい幼なじみが昔から好きだった 「そういえば景家、また戦始まるってきいたけど…」 蘭が暗い顔で話してきた 小さい頃に父を戦で亡くした蘭は、戦を嫌っている 「大丈夫、すぐに戻るさ」 そんな幼なじみを安心させるため、ほんとは怖いが、明るい声で言って店を出た… 蘭の住む弥生村に10人程度の敵の配下が襲撃に向かったと聞いたのは、戦が無事に終わり、帰路についていた時だった 「弥生村に!?」 「ああ、10人程度の敵が向かっているらしい」 「申し訳ありません殿、一足先に失礼します!」 「!?おい、景家!?」 俺は殿の返事も聞かずに駆け出した… 村に着くまでに9人倒したが、あと一人が見つからなかった 「きゃーっ!」 そんな中、村に着き蘭の住む家から悲鳴が聞こえた 「蘭!」 戸を蹴り破って中に入ると、刀を突きつけられた蘭の姿が… その後のことは覚えてない 気付いたら敵を縛り上げ、泣きじゃくる蘭がいた 俺は手を差しのべようとして引っ込めた 「ごめん…こんなに血にまみれた汚い武士にさわってほしくないよな…」 胸の奥の痛みに気付かないふりをして、家から出ようとした 「待って景家!」 「!?」 蘭が俺に抱きついてきた 「汚くなんかない!そりゃ、戦嫌いだし、武士は怖いよ、でも景家は、武士である前に私の大切な幼なじみだもん」 「蘭…」 怖いくせに太陽のように笑う彼女がどうしようもなく愛しくて… 「俺、蘭が好きだ」 気付いたら口から出ていた 「え…」 目の前にはびっくりした顔の蘭が 「あ、いや、ちがっ、今のは…」 蘭の顔は真っ赤だったが、急に意地悪な顔で 「違うの?」 と聞いてきた 「…違くない」 「ふふ、私も好きだよ、景家」 「!?」 今度は俺が真っ赤になる番だった 「っ…ははっ、ははははは!」 二人で顔を見合せ、村には二人の笑い声が響いていた… ~後日談~ 「いきなり駆け出して行ったときは何事かと思ったぞ」 「申し訳ありません、処罰は何なりとお受けします」 あの後、無事敵も全員捕まり、勝手に先に帰った俺の処罰を決めるため、城に呼ばれていた 「何を言ってる?村を守り抜いたお前に処罰などするわけなかろう」 「!あ、ありがとうございます!」 結局なんのおとがめもなく、城を出たあと、上機嫌で茶屋に向かった 「ありがとうございました!」 店に着くと、蘭が最後の客を見送って、店じまいを始めていた 「おつかれさん」 「あ、景家!どうだった…?」 城に呼び出されたと聞いて、心配していたらしい 「なんのおとがめもなしだってさ」 「ほんと!?良かった~」 そんな蘭を見て、自然と笑顔になる そうしていたら、突然蘭が、 「ねぇ景家、小さい頃にした約束覚えてる?」 と聞いてきた 「約束?」 「そ、ずっと一緒いるって約束」 ああ…あれは蘭の父が亡くなって、蘭を慰めるために咄嗟に言ったんだっけ… そんな小さい約束をまだ覚えてたのか… 「ああ、覚えてるよ」 「景家はこれからも戦に行くし、必ず守ってとは言えないけど、私はずっと待ってるからね」 そう言って小さく笑った 確かに蘭の言う通り、きっとこれからも戦に行くし、いつ命尽きるかもわからない それでもこの隣で笑う愛しい彼女を力の限り守ろうと、一人心に誓ったのだった… 《あとがき》 皆さんこんにちは!群雄割拠です! 初めて投稿させてもらいました!いかがでしたか? 私は歴史好き作家志望の中学2年生です 自分なりにいいのができたと思ってます これからも書いていこうと思うので、もし良ければ、感想を書いてもらえたら嬉しいです! 皆さんの暇潰しになれたらいいな! ではでは
みんなの答え
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めちゃいい!
たにおです! いいね! おもしかった!
おおぉ…!
いや~、感動しました! まずタイトルのセンスがすごい! つい読みたくなっちゃう! 真っ赤な顔してた蘭が、意地悪な顔で…とかもうキュンキュン! 絶対作家なれますよ! 次回作期待してます!
すっすごい!
すごいです!! 私は、歴史好きなんですけど、こんなの思いついたことない……!!! 幸せな気持ちにさせてくれて、ありがとうございました٩(*´︶`*)۶
こういうのをまっていた!
ハロハピ!恋芽だよ! タイトルにひかれて見たら…めっちゃいいじゃん!こういうの、なかったんだよね一! じゃバイハピ!
感動しました
すごーい。うまーい。私じゃこんなの思い付かないよー。 でもさ、語尾に「。」がないから少し読みにくかったな。。はつけようね! 上手だったよ!尊敬。
心が温かくなりました。
こんにちは。橋本です。ハッシーでも橋もっちゃんでもいいですよ。 戦国時代の物語って内容がごちゃごちゃしていて「~でござる。」がめっちゃ出てくるイメージだったけど、群雄割拠さんの小説は戦もあって恋愛もあって難しい専門用語(?)もなかったのですごく読みやすかったです。 タイトルにめっちゃ惹かれますね。 次の小説楽しみにしてます。頑張ってください!
凄すぎる!
どうも、紅蓮です! 自分はあまり歴史は詳しくないけど、楽しんで読めました。 長文なのに全然飽きなかったです。 ありがとうございました!
おぉ……!
すごいです。天才ですか? まずタイトルからめちゃくちゃ惹きつけられました。私も戦国好きなので(笑) 描写も丁寧だし、ちゃんと時代設定に合っていて、すごくよかったと思います! きっと作家になれますよ!応援しています^ ^ これからもこんな小説書いてくれると嬉しいです!それでは♪
わぁ…
こんにちは、初めまして。hitotoといいます。私、こういう、時代もの大好きなんです。それに、男性が主人公の物語で、なんだか新鮮でたのしかったです!素敵な小説をありがとうございました。