拒絶
「〇〇ちゃん可愛いよね~。」 「確かに!でも私は、⬜⬜ちゃんの方が可愛いと思う。」 私は榊彩。幼馴染の岩元咲良と、その友達の畠山沙陽と登校中。と言っても、私は本を読んでいるだけ。二人の会話にはついていけない。 灰色の空を見上げ、(私の心の中みたい。)と、私は思った。そしてまた本の方へ目を移し、眉根を寄せる。 最近、沙陽が私を無視し始めた。私が駅に来ると嫌そうな顔をするし、咲良が来たら、二人で駅の後ろの方へ言ってしまう。それが嫌で嫌で、私は仕方が無かった。でも二人は私より年上だから、そんなに口を出さない方が良い。(私のことが嫌いになったんだろうか。でも、何か別の事情があるはず。私を嫌いになったんじゃない、きっと。)そうやって、自分自身に言い訳をし続けてきた。 でも、 「行ってきまーす!」 私は、ランドセルを背負って家を出た。いつもより10分早い。これなら咲良達に出くわすこともないだろう。(咲良と沙陽さんは、きっと二人だけで話をしたいんだ。私はいらないんだ。だからこれは思いやり。咲良達にはもう会わない。声もかけない。一緒に登下校もしない。これで良いんだ。) そんな日がずっと続いて、二ヶ月ほど経った頃。透き通ったような、美しい青空だった。 「あ、花鈴、なごみ、恵奈!あ……!」 友達を見つけ、手を振って駆け寄っていった時。 「さく……。」 そこには、咲良がいた。 咲良は微笑んで、私に向かって手を振っていた。 そしてその一ヶ月後 満月の夜のこと。咲良のあの笑顔が忘れられなくて、私は布団の中に潜っていた。 (仲直りしたい、また一緒に登下校したい、また仲良くしたい。なのに勇気が出ない。大好きなのに、さく……。) 透明な雫が、頬を伝って流れていく。 (さくから離れた日に戻りたい……。) 後悔の念が、私の心を押しつぶしていく。 初トーコーです!コメントは、辛口は無しでお願いします。タメ口はOKです。
みんなの答え
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いい!
表現がすごくいいですね! 才能あると思います! セリフは「」で、主人公が思っていることは()で表していてわかりやすく、よかったです!
悲しくなった、、、
悲しくなったけど、素敵なお話でした! ストーリーは良かったけど、人の名前が分かりにくかったなと思います。 短編小説は登場人物の紹介がほぼ出来ないので、人数を少なめにして、難しい漢字や珍しい名前は使わない方が読みやすいかも。