月の子 朔
俺の名は、『朔』。『さく』と読む。 下の世界、人間界では、俺の事を『新月』とも呼ぶらしい。 俺は、月の子。 兄弟もいる。俺は長男だ。 俺ら月の子には、月に一度、誕生日があって、俺の誕生日の日の月は、地球から見ると、消えているらしい。 月の子の特徴、見た目は人間と変わらないが、翼が生えていて、顔が整っている。 この話は、そんな俺の悩みの話だ。 俺は昔から、影が薄かった。 そのせいで、俺は色々損してきた。 ある日は、兄弟達とやる、鬼ごっこに参加できず、ある日は、俺の誕生日を忘れられ、目の前を通っても、「あれ?朔は?」って。 俺は、そんなことがあると、自分の部屋で、静かに泣いた。 泣いた後は、いつも後悔する。 長男なのに。こんなちっぽけなことで。情けない。悔しい。悲しい。 こんな思いをするぐらいなら死んでしまった方がマシだ、そんなことを思ったのも一度だけではない。 でも、俺ら一族は、宇宙という世界の中で、太陽と並んで偉い立場にいる。 たくさん兄弟がいても、自分の部屋を持てるぐらい、家が広い。だから、子供のお目付け役だっている。そういう訳で、俺は死ねなかった。 そんな俺に、チャンスがやってきた。 俺のコンプレックスが大いに活かせる、仕事が見つかったのだ。 その職業、それは『スパイ』だ。 俺は真っ先に、自分のやりたい事を親に話した。 すると、親父は言った。 「やめた方が良い。分かってるよな、おまえは、宇宙で、最も偉い立場の者なんだぞ。働かなくても、生きていける。だから、おまえは俺の跡をついで、宇宙を守っていけば良いんだ。」 俺は自分の運命を呪った。 月の子じゃなければ、どんなに良いだろう。 俺は、月の裏側に行って、泣いた。 すると、空中で何かが光った。 俺は驚いて、泣くのをやめた。 すると、光ったところから、女の人が現れた。 そして笑いながら言った。 「ふふっ、あなた、月の子の朔くんね。あたしは魔女。あなたのお願い事を、1つ叶えに来たの。さあ、あなたのお願い事は何かしら?」 俺は、人間でいうシンデレラの気持ちだった。 俺は、そんなこと、急に言われても。そう言おうとした。でも、俺の口から出た言葉は思いがけない言葉だった。 「俺を、月の子じゃなくしてください」 そう言っていた。 すると、魔女はなぜか嬉しそうに言った。 「あなたのお願い事、もう叶えたわ。」 俺は、幸せになった。 こんにちは、おはようございます、こんばんは。 十六夜です。 十六夜も、月の名前です。 満月の、次の日の、月の事です。 この話は、月の子の話です。 楽しんでくれたら、嬉しいです。 沢山の回答、お待ちしています。
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
す、すごくいい…!
あのね、1コ言わせて。朔って名前、うちの本名wwww漢字も一緒。奇跡!wwwwww性別ちがうけど…。 朔くんと私の性格はすごく似てるんです。 友達とやる鬼ごっこに参加できず、よくいじめ(!?)られてました。 私は、そんな事があると、たえられず泣いていました。 何度も消えたいと思いました。 しかし、代表委員に入っており、みんなからたよられている。そんな訳でできませんでした。 ある日、急に幸せになりました。なので、めちゃくちゃ似てるぅ!と思いました。似てすぎ!
グッと
とても良いと思います あと関係ないけど朔(さく)って名前、俺の従兄弟の名前w漢字も同じやぁ 奇跡!(?)