猫の踊場【短編小説】
踊場。そこは昔ながらの小さな町であり、猫が毎晩踊るという言い伝えがある。 昼間は日向ぼっこしているのにも関わらず、夜に踊る?嘘だ。そんなもの。 どこを歩いても、猫の群れ。 家にいても庭には猫。 猫ってどうしてここにいるんだろ。 話せる力があれば、猫の気持ちも、世界も、わかるのにな。 そんな考えでぼーっとしてしまっていた。 ニャーッ。ニャーッ。...「ぉぃ。おい。おいったら。おい!」 「え?誰?どこ?」 「誰とかどことかじゃないわ!した!下見ろ!」 恐る恐る下を向いた。 「お前、俺たちの心情を読むたいなんて気持ちが丸見えだぞ!」 うわあああッッッ!!!なんなのこの猫! 「ちょ、ちょっといい?」 「? なんだ。」 「なんでそんなことがわかるの...?」 「大概ここのとこの猫は気持ちがわかるんだよ。昔から言い伝えあるだろ?猫がこう...踊るって!その血筋なんだよ。 俺たちはな。随分昔のことだけど、今でも野良猫飼い猫問わず踊ってんだぜ?それに、俺たちは君の目を見つめるだけで心情が読み取れるんだぜ。すごいだろ?」 え? 「...すごッッッ!!!」 「だろ?あ、自己紹介遅れた。この地域のボスのミゴ。」 「私は、えっと、モカ。よろしくね...!」 「ヘヘッ。」 ミゴはかっこいい笑みを浮かべた。 その後は猫たちはモカのところによく集まるようになった。 猫は鬱陶しい。寝転がるだけ。けれども、 人の心もきっとわかってくれる猫もいる。 踊場の猫たちは今日の夜も踊り続ける。 暗い夜を明るく照らす、そんな踊りが私たちには見えないけれど、 踊場の猫たちはきっと、楽しんでいることだろう。 おしまい どうも。ICHIです! 結構前に私の庭に猫が来たことがあったので、 その猫を思い出したら、なんだか恋しくなったので、書きました。 こういう出会いも、なんだか不思議ですね。 また次の機会に会いましょう!
みんなの答え
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めっちゃこういうの大好き♪
のおっ!こんちゃ☆秋菜だよー♪ あけおめです!秋菜です(*´▽`*) 本題へっ! ミステリアスな感じで、でも少し可愛いお話でめっちゃ大好きでした♪ 秋菜はICHIさんの書くお話大好きです! といってもこれが初めてなのですが、名前だけでも覚えてくれるとめっちゃうれしいです♪ またお話書いてください! 次も楽しみにしてます! 素敵なお話ありがとうございました♪ それでは~。
ミステリアスな感じ…!
猫も人も可愛くて、でもちょっとミステリアスで不思議な雰囲気が素敵だなぁと思いました! 最後の「おしまい」も、なんだかその雰囲気にあっている気がして好きです(笑) うちの猫も私の気持ちを悟っているのかなぁと思ったら、怖いような面白いような。いっぱい好きだよーって思おう( ̄^ ̄*) 素敵なお話ありがとうございました♪
可愛い!
猫と人間の話ですか・・・可愛いですね。こんな体験してみたい、とは思いますがわからないのもミステリアスな猫のふんいきが出て良いですよね。 次の作品、心待ちにしています。