作文
ある日の放課後、先生が言った。 「皆さんには明日、作文を書いてもらいます。どんなものでも構いません。」 みんなが「えー」と批判する中、私、羽馬真みなみだけ静かに考え込んだ。 帰り道、私は一人で考えた。 (作文…か。何を書こう?) ぼんやり空を眺めながら歩いていく。 すると、向こうからワルガキの声がする。 「おっ、無口がいたぞー!」 「やーいやーい、今日も無口だったなー!」 「無口のバカ野郎ー!」 私は首をひねりながらワルガキを無視して歩いた。 すると、また別のほうでヒソヒソ声が聞こえる。 「うわ、羽馬間さんいるよ」 「いっつも無口無表情で、怖いったらありゃしない」 「あんなんだから男子にモテないんだね」 モテて、何になるんであろうか。 大真面目にそう考えながら、私は帰宅していった。 次の日。 「それでは、作文を書いていく前に、まず何を書くかについて決めましょう。」 先生がそう言った。 みんな口々に話し出す。 私は外を眺めながら昔のことを思い出した。 そして、くべられた紙に内容をスラスラと書いた。 そのあと、二時間目に作文を書き、午後の授業になった。 「それでは、作文を発表してもらいます。まずは○○さんから…」 しばらく「僕の大切な人」「私の思い出」などをいろいろな人が発表していった。 「はい、次は羽馬間さんですね。発表してください。」 すると、みんながヒソヒソし始めた。 「羽馬間さんの作文って、どんなのかな?」 「どうせ、ろくなものじゃないでしょ」 などの陰口ばかり聞こえる。 そのざわつきを打ち破るかのように、私はしゃべり始めた。 「私が嫌いなもの 羽馬間 みなみ 私は、世界で一番嫌いなものがあります。 それは、人間です。」 私がそう言った瞬間、ざわっと声が起こった。 「私はいつも、バカにされたり、陰口を言われました。 男子は私のことを無口、無口と言うし、女子は陰で悪口ばっかり。 あなたたちは、私が無口な理由を知っていますか。 侮辱に慣れてしまったからです。 口を開いて話したら、周りから相手にされなくてかなしくなるだけ。 だから、口はいらないのです。 私はいつも、疑問に思います。 なぜここに、善良な人間はいないのですか。 あなたたちは人を馬鹿にして罵ることだけが取り柄なのですか。 私が善良な人間だとは言いませんが、 もし心当たりがあるならば、今すぐ改めたほうがいいと思います。 これで、私の発表を終わります。」 みんなが話し始めた。 みんな焦った様子で私を見る。 私はそんな教室を去った。 しばらく歩くと、周年ぶりに口を開いた。 「―――――清々した」
みんなの答え
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!!文章力すごすぎ!
うわ!凄い凄いです! 主人公の羽馬真さんにかんじょう移入しちゃいました・・・ 私だったらそんなにかげぐち言われてる中でどうどうと発表出きません・・・ そんな中で自分のきらいなものってテーマで人間について話すことが出来るなんて凄いです! そもそもあまり人前で話していない羽馬真さんがそんな堂々と言えるなんて皆思いませんよね。 多分、実際そうなったら 「うわ、あいつあんなんついて話してんの恥ずかしくないの」 「うわめっちゃ早口で喋ってね?w」 とか言われるだろうに・・・ 凄いですね! 私だったらそんなザワザワ言われてる中で話すなんて恥ずかしくて出来ないです! 羽馬真さんの勇気?とそこまで沢山話すことが出来る自信と「ー清々した」の最ごの言葉に感動しました!!!!
えー
ウソ 奇跡だ 私と名前おんなじ! しかも同い年! 最後のまとめ方完璧です!
めっちゃ良い!
こんにちは~!MIーKOでーす! すごいですね!尊敬します。(^O^☆♪ じゃあねー。MIーKOでした。
すっきりした!
ハロハピ!恋芽だよ! すっきりした一!こういうの大好き! へんっ!まいったか!ってカンジ? 最後の「清々した」もいいね! 1つアドバイスするなら… 名字が「羽馬間」ってちょっとかわった名字で読みにくいから、「すずき」とか「さとう」とかの方がいいかも。 でも1O才でこれはすごい!習ってない漢字とかも書けててすごい!(←上から一w) じゃバイハピ!
すごいっ!
ども!こんちは☆真夏だよ♪ 初めまして いいね!最後の一言すごい良いなと思ったよ! バイチャ♪(´ε` )
スッキリした
私も、同じような経験があって、自分でどうしようとしても無理で・・・. この話読んですっきりしましたよ!