手のひらにのるくつ
「結ちゃん、この靴(くつ)、覚えてる?」 「えーっと………確か…」 あたし、結。14歳です。今、明ちゃんに、手に乗ってる小さな靴について聞かれてます。えーっと、確かこの靴…… あたし・結(ゆい)と明(めい)ちゃんは一卵性の双子です。赤ちゃんの頃からいっしょで、何もかもがお揃いのものばかりでした。声や性格もそっくりなのに、なぜか成長スピードだけは似ていません。4cmもの差があり、今もあたしは明ちゃんを見下ろしています。話を戻すけど、聞かれた靴も、お揃いでした。すでにあたしの方が少し大きかったから、あまりはいた記憶はありません。黄色いリボンのついた、靴でした… わたし、明。整理をしていると出てきた、小さな靴を見て思い出しました。あの頃のわたしたちを… 「あらあら、明も結も動きがすべてシンクロしてるわ(笑)」 「そうだな、2人とも生まれる前から仲が良かったのかもな!」 あう~~……… い~ おお~! 「この靴、どうかしら。黄色いリボンのついた靴。おそろいで買おうと思うんだけど。」 「ついに結も明もファーストシューズか!」 「サイズは、同じでいいわよね。」 「いいんじゃないか?」 この靴を買ってからと言うもの、私たちはたくさんたくさん歩きました。なかなか歩かなかったからか、両親は大いに喜びました。 「あら?結、靴小さいかな?」 「結はもう少し大きめの方が良かったか~」 5ヶ月ほどで出番を終えたあたしの靴。なーんでここは明ちゃんと似ないのかなぁー! 「やっぱ、もう忘れちゃった?13年前だもんね、1歳の頃なんて忘れちゃうよね、結ちゃん!」 「ううん!覚えてるよ~!」 いい思い出ですね、この黄色いリボンのついた靴も、大切にとっておこうと思います!
みんなの答え
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とても良いお話ですね!!
二人の友情がすごい 細かくてふんわりな感じが しましたっ! 回答遅れてすみません。 短編小説終わってしまいましたね。 私は感想を送ってはいるのですが、 寂しいです。 私は過去系小説、恋愛小説できなくってすごいです。 はじめまして、すみれさん。 フリガナがあって読みやすいお話 でした! またお逢いできたら幸いです!
可愛い!
可愛いお話ですね! 発想が凄い…