幼なじみとして
男女の幼なじみと聞くと、みんなすぐに恋愛に繋げたがる。 俺、片桐修平と、同じマンションに住む長谷川千波は赤ちゃんの頃からの幼なじみだ。俺はどちらかというと常にふざけているタイプで、千波はスポーツ万能成績優秀優等生だ。そして容姿端麗、姫と呼ばれている。 俺たちは高校生の今でも一緒に帰ったりするし、話していて楽なのは確かだ。そのせいで、クラスメイトや先生までもが俺たちが付き合っていると勘違いしている。ほとんどの同級生は付き合ってなんかいないと知っているのに、からかってくるのは何なのだろうか。 俺たちには、不思議とそういう恋愛感情が一切芽生えたことがない。小さい頃ならあるだろうかと思い返しても、一度もない。二人とも。だから、毎日からかわれても適当に流せるのはありがたい。 帰り道。いつも通り喋りながら帰っていた。俺は、千波の話が面白くずっと笑っていた。そして俺がついに膝から崩れ落ちた、そのときだった。 「やめてください!」千波の声が響いた。驚いて千波の方をみると、見るからにヤバそうな雰囲気の男たち3人が千波を取り囲み、腕をつかんでしつこく食事に誘っていた。俺が呑気に笑っている間に、こんな事になっていようとは。これは大変だ。しかし、千波がこっちを向いたその瞬間、その顔に笑みが浮かんだ。はぁ、気味が悪い。あの余裕だと、また俺が助けてくれると分かってるわけね。…はいはい、期待に応えましょう……姫。俺は地面を蹴った。そして一人目の男の首筋に手刀を食らわした。一瞬で気絶した。残りの二人は俺に気づき、「なんだおまえは!」と叫んだ。ド定番の悪役かよ… 俺は苦笑しながら、向かってくる二人を避けるために上に飛んだ。よし完璧だ。しかし、着地地点が少々悪かったかもしれない。ド定番ダサ悪役たち二人は、俺が避けたためにお互いぶつかってもつれ、倒れていた。そこに俺は綺麗に着地した。頭の上だったが。 そして俺は千波をつれ、全速力で走って逃げた。「サンキュ、王子」遠く離れたところで、千波がそう言った。プレッシャーがあるので、その呼び方はみんなにも千波にもやめていただきたい。「その呼び方、やめろっていっただろうが」 「いやー、でもさ、あの人たちも気の毒だねぇ… まさか、総合格闘技、高校生にして全日本チャンピオンの相手をするとは… アハハ!!」 「あの、おまえのこっちを向いたときの笑み、どっちが悪かわかんなかったわ。お前の方を倒そうとしちゃった。」 「この顔かい?フフフフフ…」「うわっ、やめろって気持ち悪い…ブフッ」 2人で顔を見合わせ、笑った。居心地がいい。こいつとはずっと一緒にいたいな、大人になっても。 もちろん、 幼なじみとして。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんにちは!ヨルでーす こういう恋愛感情のない関係、少しあこがれます…笑 居心地良さそうですよねぇ… 最後まで読んでくれてありがとうございました! では!
みんなの答え
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すき
恋愛感情のない男女の友情大好きなんで嬉しいっす……
いい話!
私も恋愛感情のない話、好きです!おもしろい物語でした!女の子が好きです♪ ヨルさんみたいな考え方の人、仲間がいて嬉しいです!もうすぐ終わってしまいますが、また投稿してほしいです!楽しみにしてます♪
ちょっとアドバイス。
はつです。 ちょっとアドバイスいいですか。 残念ですが、改行した方が良いと思います。 そして、読めなかった漢字があるので、読めなさそうな漢字はふりがなつけた方が良いでしょう。 主人公の名前もそうです。 分からない人のために主人公の名前にふりがなをつけて下さい。