不思議な話
クラシックが7時限目の終わりを告げ、さあ帰るぞと思った瞬間、 「今日図書委員だね。一緒に行こ。」 少し苦手なクラスメイトだったが、親切な所は好きだ。 「そうだった。どうもありがとう。」 図書室のドアを開け、本の整理を始めた。彼女はいい化粧品だの、好きなアイドルだのぺらぺら話していたが、私はそういうものには門外漢なので、聞き流すしかなかった。そんな時、私はとある本が目に入った。分厚いのに、小説など滅多に読まない私をも惹きつける、異様な魅力があった。すぐさま本を手に取り、読み始めた。手が汗だくになろうが、顔中が熱くなろうが、悪寒がしようが、時が経つのも忘れてページをめくった。 あ、遅刻だ。と思ったその時、私は図書室にいた。時計をみれば深夜3時。えっ、なぜこんな時間にチャイムが鳴っているの。帰らなければ、帰らなければならないのに。周りを見れば、本など一冊もなかった。あるのは隙間を埋めるように並ぶトイレ。私はふらつく足で咄嗟に逃げ出した。教室から頭が異常に大きい宇宙人のようなものがこちらを向いている。そして彼らが、額にあるボタンを押したその瞬間、宇宙人が全員消えた。電気も消えた。 あ、遅刻だ。と思ったその時、私はベッドの上にいた。時計を見れば朝8時。夢でよかった。あれ、なんで母さんは私を起こしに来ないんだろう。
みんなの答え
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終わり方いいね!
表現力あってすごいです! 描写が上手!! なーんだ、夢かー。 よくある展開だー。 って思ったけど、 最後の文がナイスすぎる!! ただ、文字がぎっしりしてると 読み手にとっては読む気が失せるので 適度な空白を開けるともっと読みやすくなるよ! 次回の小説も楽しみにしてます★★★
素敵です!
素敵です! なんか不思議だし考えさせられる! 短いけどすごく想像できるお話でした!
おおおお
悪夢みたい……こんな夢見ることあるよね 時間があったらめちゃ考察したいけどもうすぐ23:00なので一旦帰ります! 闇が深い。お母さんが起こしてくれなかったところにまで意味がありそうで、あと五回は読みたいです笑
こういうの大好きです
考察させる系本当に大好きです!! 夢だと思ったら現実だったり、夢での出来事が現実にも影響してきたり…しかも、物語上で明確に解決された描写が無い。そういうの本当に読んでいて楽しいです!!素敵な作品をありがとうございました。