私の過去と、大親友。
私は、立花 梨花。 そして、私と仲良くしてくれている大親友の原田 菜緒。 昼休み、騒がしい教室の中はいろんな会話が飛び交っていた。 菜緒が私の所に駆けよってきた。 「梨花、放課後遊べる?」 「うん、遊ぼ!駅前のクレープ屋行く?」 二人で放課後の予定について話していると、 「梨花と菜緒って、ホント仲良しだよねぇ」 誰かの一言で、その意見に賛成するようにいろんな人が話し出した。 「うらやまし~」 「すごい仲良しだよね。梨花と菜緒って」 「大親友って感じする!」 みんなの声に菜緒が答えた。 「あたりまえじゃん!うちらは永遠に大親友!うちらの友情は無限だよ!ね、梨花」 「う、うん」 『永遠』『無限』…。 菜緒が言ったこの二つの言葉を聞くと、どうしてもあのことを思い出しちゃう。 私は一年前、この学園に転校してきた。 前の学校に、仲のいい友達がいた。 だけどその友達は、「私たちの友情は永遠で、無限だよ!」って言ってたくせに、数か月後には「梨花、アンタなんて友達じゃないし、喋りかけてこないで」って。 記憶が鮮明によみがえってくる。 もう思い出したくないよ。 こんな過去……。 放課後。 「梨花!クレープ早く食べよ!」 「うん!」 私は過去を忘れようと、明るく振舞った。 「おいし~♪」 隣では菜緒がおいしそうにクレープを食べている。 「おいしいね」 私も微笑みながらそう返す。 「無限に食べれるよ」 「……」 無限、か……。 「このクレープ、安くない!?今お金結構あるから永遠に食べれる!」 「永遠……」 「ん?なんか言った?」 「……」 同じような言葉の連続に、ついカッとなってしまった。 「さっきからなんなの!永遠とか無限とか!その言葉、嫌いなの!」 菜緒が驚いている。 (私、最低だ……) だけど菜緒は、驚きつつも、私のことを心配して聞いてくれた。 「どうしたの、何かあったの?」 そう言ってくれる菜緒にホッとして、私は鼻をすすりながら過去を話した。 話を聞き終わった後、菜緒が満面の笑みで言った。 「それじゃあ、梨花、『一生』大親友でいようね」 その言葉に、私はすごく救われた。 「うん!」 本当に一生、大親友でいられたらいいな。 ―――――――――――――――――― 最後まで読んでくれてありがとうございます! 感想頂ければ嬉しいです! 辛口コメントはNGです
みんなの答え
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菜緒ちゃん神かよ
めちゃよかったです!菜緒ちゃんが神すぎて泣けました。思い出したくない過去を持ってる梨花ちゃんのこともちゃんと受け入れて、しかも『一生』って言ってくれるなんてこんな友達欲しすぎる。わたしにも幼稚園からの大親友がいますが、その子と一生大親友でいられたらいいな!
めっちゃいい‥!
こんにちゎぁっ. もと・凛空の. みれいです♪♪ 改名したけど. よろしくね~. ・・・・・ め-っちゃ. いい!! うちにも 小学校から 仲良い しんゆ-が いるから. タイトル見て 気になって. 読んでみたら‥ もう. 感動(?) でしかない!! 菜緒ちゃんの 優しさが めっちゃ いいとゆ-か‥ みれいなら. 「なんかあった?」 なんて 聞けないから‥ 菜緒ちゃんを 見習おうと 思った!! 素敵な作品を ありがとう. ・・・・・ ばぃばぁぃっ!