私は、スタガル!
「残念ながら不合格です。あなたをこのオーディションで選ぶことはできません。またどこかで会いましょう。」 また不合格。 悔し涙を必死に堪えながら、「ありがとうございました」と一言言って、外に出る。 外に出た瞬間、涙が溢れ出てきた。 何回目だろう、「不合格」の三文字を聞くのは。 もうしばらくスタガルのオーディションは行わない、とユジュンさんは言っていた。 しばらく、がどれくらいかは分からないけど、今日は最後のチャンスだったかもしれないのに。 荷物をまとめて、Starr girlsの事務所を出る。 止まらない涙をパーカーの袖でゴシゴシと拭いた。 翌日。 同じオーディションを受けた、親友の凛恵奈から電話がかかってきた。 「昨日のオーディション、どうだった!?あのね、私、受かったの!ほんとに、嬉しくて、嬉しくて…有音はどうだった?」 凛恵奈は、受かったんだ…。スタガルのオーディションに。 「受かったんだ。おめでとう!私は落ちちゃったんだよね。凛恵奈すごいじゃん!良かったね、受かって。今度パーティーでもしよ!じゃ。」 「有音…」 凛恵奈は何か言いかけていたけど、切った。 携帯を枕の方に投げる。 また、昨日のように涙がこぼれた。 なんで、凛恵奈は、受かったんだろう。 私より、必死じゃなかったのに。 私は、あのオーディションを、3回も受けたのに。 凛恵奈は、昨日のが、初めてだったのに。 凛恵奈は、韓国に行くんだ。 親友に負けた悔しさ、もう夢は叶わないかもしれない辛さ、幼稚園のころからずっと一緒だった親友と離れ離れになってしまう悲しさ… 色んな感情が混ざって、さらに涙がこぼれる。 せまい部屋に、有音の泣き声が響いた。 それから、親友がいなくなるまでの二ヶ月は、本当にあっという間だった。 有音にはまだ気持ちの整理がつかなかったが、家族におされて凛恵奈を見送ることになった。 成田空港で、荷物をたくさん持った凛恵奈を見つけた。 「有音、きてくれたんだ…!ありがとう。」 凛恵奈は驚いているようだった。 それもそうだ。 あの日以来、一度も連絡していないのだから。 学校にも、恥ずかしくて、行かなかった。 「ううん。韓国でもがんばってね。」 そう言って帰ろうとしたら、「待って」と凛恵奈に呼び止められた。 「あの…むかついたらごめんだけど…これ、ほんとは言っちゃダメなんだけど…再来年の六月、また、オーディションやるらしいの。だから、その…挑戦して欲しいな。あ、もちろん、決めるのは有音だけどね!?ただ、その…」 「本当…!?私、また、挑戦できるの…?」 「うん!私、有音に、夢を諦めて欲しくなかったの。すっごくがんばってたの、今まで見てきたから…」 再来年なら、私は17歳だ。ギリギリ参加できる。でも… 「大丈夫!有音なら、絶対いけるよ!誰よりも努力してきた、有音なら…!」 うん、ありがとう。ありがとう。ありがとう。妬んじゃってごめんなさい。ありがとう… 溢れる涙を止めることはできなかった。 2年後。 「スタガルライブ、はっじめっるよ~!リーダーの、佐野凛恵奈です。」 「川岡有音です!」 ソウルライブ会場のステージには、遠い日の少女がいた。
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やばすぎいいーー!!!
はじめまして!中1のうぐいすと言います! えっと…レベル異次元すぎませんか!? うますぎです!まじで小説家なれますよ!(謎の自信) 特に、最後の2年後の場面で泣きそうになりました… それに、遠い日の少女とか、語彙力やばすぎぃーーー!!! これからも、いっぱい投稿してください!! よろしくお願いします! てことで、うぐいすでしたー! ばいばーい! ※文がグチャグチャで読みにくくてすみません…。
本物の小説家さんですか???
すごすぎる、、、 感動しました!自分ちっちゃい頃の夢が小説家でちょっと書いてみよっかなみたいな感じで今かいてるんですけどすごすぎます!感動しました!最後2人が一緒になったとこで歓喜!!
めっちゃ良い!!
自分、家族にも友達にも言ってない本当の夢みたいなのがあるんです! それは、K-POPアイドルになってみんなを笑顔にすることなんです!! だからこの小説を読んで自分ももっと頑張らなきゃって思いました!!! 素敵な小説をありがとうございます!!!
おお!
アイドルのオーディション、であってますか? 親友×アイドル、と言うのはすごく面白いです! これで、有音ちゃんが一番人気、とかだったら… 幸せになってほしいですね
同感できて良かった...
こんちゃ!元りちゃのらぁゆだあよ!ヨロシク_(:3」z)_ スタガルって名前可愛い!!らぁさ、オーディション受けて落ちた事あって。韓国ではないけどすっごい悲しくて..みんな悪くないのに妬んでた。そんな時期あったから有音ちゃんの気持ちが分かるから余計によくてさ!最高だったよ^^ちなみに、らぁは今は受かって楽しく活動してるよ~♪そこも有音ちゃんと重なって..本当によかった。凛恵奈ちゃんも再来年のオーディション教えてくれた凛恵奈ちゃんも優しくていい友達だなって感動したよっ(*´-`) ばいばぃ(*・ω・)ノ
おぉ!
ゆるぴです! 小説読ませていただきました! KPOPアイドルがテーマの物語良かったです!! 主人公の「何回も受けて来たオーディションに落ちた悲しみ」「私の方が必死で頑張ったのに何で凛恵奈だけ…という悔しさ」「親友が遠くに行ってしまったら簡単に会うことはできない」という思い…様々な思いが複雑に絡み合っている様を丁寧に文章だけで表されていてとても良かったです。 最後のシーンは、有音と凛恵奈の2人がステージに立っている様子が描かれていてとてもステキでした!! 主人公の最後のオーディションは、「凛恵奈と同じステージに立ちたい」「最後のチャンス、絶対モノにする!」という、プレッシャーに負けないほどの強い思いから、見事『合格』を勝ち取ったのだと思います。 とても良い作品でした! でわ!
報われるまで努力する
やほ~!みおだよヽ(*´∀`) このお話を聞いて思い出したの。 たくさんの人は、「努力は、報われる」っていうじゃんか。 でも、とある有名人は、「報われるまで努力するんだ」って言ったんだって。 有音ちゃんは、「報われるまで努力する」だと思うな~と。 なんとな~くかなぁ・°°・(>_<)・°°・。