少女Rと少年Kの化学反応
「よし!掃除頑張ろうね久田くん!」 どんよりとした天気にも負けない声で八神零は言う。 「あ…うん。そうだね…」 どうしてあんなに全力になれるのだろうか…嫌味とかではなく純粋にそう思う。 そういえば八神さんって変人‥いや、変わり者で 授業中に勝手に教室を抜け出して大騒ぎになったり、 夏なのに絶対半袖は着なかったり…そんな行動を連発しすぎたせいで周りからは 「ヤバい奴」「関わったらだめなタイプ」とか思われているよな… でも、周りからの目を気にせずに自分のやりたいように行動しているところは 素直に尊敬できる。僕は人に意見を合わせすぎて時々自分が思っていることを見失っているから。 この前だって八神さんの話題があっがったときに 「八神ってヤバいやつだよな」と友人が言ったときも 僕は八神さんを援護することなく「あーそうだよねー」 と同調することしか出来なかった。 そんな自分が嫌いだ。今の自分から生まれ変わって自分らしく生きてみたいとよく思う。 「こらー久田くん。ぼーっとしてないで!今日は休んでいる子多いから掃除する量多いんだからー」 今日は美化委員の仕事で運動場の掃除をしている。「あっ。ごめん。」と軽く謝り、僕と八神さんは掃除を続けた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「やっと終わったー」時計の針は6を指している。かれこれ1時間以上掃除していた。早く帰りたい… 「じゃあ掃除終わったから帰るね_」そう言いかけたとき 「ちょっと待った!!!」耳がキーンと痛くなるくらいの大声で八神さんが叫ぶ。 「…ど、どうしたの?」 「あ、えーと…これからご飯食べて帰らない?」 「え…何で…?」 「久田くんが何か思い詰めた顔したから。心配でさ。」 思い詰めた顔…心当たりがあった。掃除中に自分が他人に合わせて行動していることを考えてますます自分が嫌いになっていたのだ。 「ダメ‥かな?」 ここでこの誘いを断ったら何だか今までと変わらず他人に同調して生きていくような気がして、ここで断ったら今までの自分に負ける気がして、ここで断ったら一生変われない気がして、何だか上手く言いあらせないけど、とにかくここで動かないと変われないような気がして 「は、はい!行きます!」 そう答えていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 読んでくださりありがとうございます。至らない点が多いと思いますが許してください(( 続きはご想像におまかせします(*^^*)
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とってもオモシロイお話だね!タイトルの付け方もセンスあるよ!!!!!