短編小説みんなの答え:1

緑の瞳に恋をした

「好きです、付き合ってほしいです」 私の震えてる声が響く。彼はその緑の瞳を大きく見開いている。 私はあの日、恋をした。その思い出を思い返す。 ―緑の光。 「ここどこ」 そっと目を閉じる。肌にまつ毛の感触。まつ毛は濡れているようだ。 緑に包まれているけれど、森林にいるわけではないことは不思議とわかった。 目を開けると、緑の光はさっきより近くにいた。 私はこの光を手に取りたいと思った。手を伸ばす。 よく目を凝らしてみると、それは二つにわかれていた。そしてその奥は、深緑色の瞳…? それは人の瞳のような美しさを帯びていた。 さっきまで手に取りたいと思っていたのに、急に怖くなって手を引っ込める。 光が欲しいんでしょ。なんで、その『ほしいもの』が怖いんだろう。 いや、私はこれが欲しいのだ。 それをはっきりさせ、私はまた手を光にかざす。 途端に桜色の毛布、いや、桜の花びらのじゅうたんが私の体を包んだ。 「え、なに」 声に出せるのもこれくらいで、あっという間に包まれた。 そして、顔が見えた。きれいな瞳。きゅっと結ばれた唇。とても整った顔だった。 ふっと意識が途切れる。 そのじゅうたんの先でも君の瞳は光っていた。― 『目を覚ますとそこは学校の机。私はホームルーム中ずっと寝ていたそうだった。 私の名前は桜井叶恵。 先生が口を開く。 「転入生です入りりなさい」 ドアに向かってそう言葉を放つとドアがガラガラ開く。 その顔を見て私は息をのんだ。 さっき見たばっかりのきれいな顔。瞳。口。 全部一緒。 その相手も私の顔を見ると驚くような顔をした。 「緑川要です。よろしく」 その人の声はちょっとハスキーボイスでそれがまたかっこよかった。 「緑川くんはお父さんがアメリカ人なんだそうだ」 みんな、なんであんなキレイな目をしているのだろうと話していた。その理由を先生は言った。 ああ、そういうこと、とみんなは納得。 でも私はまだ不思議そうな顔をしていることだと思う。緑川君も不思議そうな顔。 「じゃあ。緑川君は桜井の隣で」 ドキッとした。好きなわけではないはずなのに。 緑川君はすたすたとこっちによってきて、よろしくね。とまぶしい笑顔で私を見た。 そのときほんとにドキドキしてこれが一目ぼれなんだな、って思った。』 緑川君は笑顔。暖かい風。 目を閉じると瞼の裏に緑川君と肩を並べて歩いている自分がいた。

みんなの答え

辛口の答え

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とってもすてきな話なんですが…

 初めまして!侍ジャパンだよ!ニクネ覚えてくれたら嬉しいゼ!  ひゃー!とってもオモシロイステキなキュンキュンする話!


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