短編小説みんなの答え:1

曇天、心はずっと快晴

僕には親友がいる。 小学校1年生の一番最初の席で隣だった、 光輝(こうき)。入学式の次の日、初めて喋って意気投合した。小学校に入学して半年もする頃には親友と呼べるまで仲良くなった。 低学年の頃はまだよかったけれど中学年、高学年になると僕の習い事があったりして、 放課後になかなか遊べなくなった。 それでも、2週間に一度は僕は光輝の部屋に遊びに行った。光輝の部屋はいつでも片付いていて、綺麗で。それで、僕の家からは見えない景色が見えた。 僕が光輝のところに遊びに行く時、必ず 悠斗くんっていうお兄さんがいた。光輝と悠斗くんは兄弟じゃないけど小さい時から仲がいいらしい。いつも優しくて、僕は悠斗くんが好きだ。僕が光輝のところに遊びに行くのは悠斗くんに会いに行くためでもある。 僕が光輝の所に遊びに行った帰り、光輝は絶対に同じことを言う。 「ねぇ、健斗。俺たち、永遠に親友だよな?」 「もちろん、光輝もその約束守ってよ?」 季節が変わった数ヶ月後。僕は悠斗くんと一緒に帰るため、光輝に会うために光輝の所に来た。 僕たちはもう、会えなくなった。 それを悠斗くんから聞かされた時、どんなに絶望したかは、わからない。空は、今にも雨が降りそうな曇天だった。サイレンや、足音。色々な音が聞こえる。だけど、耳に入ってこなかった。持っていたクリスマスプレゼントが音を立てて転がった。光輝の部屋は綺麗に片付けられていて、窓辺には一枚のメッセージカードがあった。 なんてことを思い出しながら僕と悠斗くんは手を合わせながら目を開けた。 今日は、光輝の命日だから。幼少期から病気と戦ってきた光輝がお星様になった日。 そして、同じように幼少期から病気と戦ってきた悠斗くん…僕のお兄ちゃんの病気が完治した日。あれから5年。僕は16歳になりました。僕の右手には一枚のメッセージカード。 “健斗11歳おめでとう。メリークリスマス 光輝” 12月25日。僕はこの日が一番好きで、一番嫌いだ。 あの日と同じ、空は曇天だ。だけど、光輝とのことを思い出して、僕の心は快晴。 どこかで、光輝が喋った気がした。 僕には親友がいる。もう、会えないけれど僕の心にはずっといる。 だって、僕と光輝は永遠に親友だから。

みんなの答え

辛口の答え

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快晴感動!

わー,ステキなオモシロイカンドーするお話だね!(←短文すぎ)


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