恋する黒林檎 (こいするくろりんご)
主人公「黒林 美愛」クロバヤシ ミア 【恋する黒林檎】 私は、『黒』が嫌い。 どうしてかはわからないけれど、小さいときから、ずっと嫌いだった。 逆に、私は『赤』が好き。 赤いものはだいたい好き。 特に、りんご。 とても美味しい、りんご。 りんごと初めてご対面した時、りんごは私を誘惑してきた。 とても魅力的で、まんまと大好きになってしまった。 …それと、同級生の男の子も好き。 私はあの子に恋をしている。 そんなりんごに憧れの気持ちを持つ私は、りんごがやったように、会った人々を誘惑するように自分を魅せる。 一生懸命勉強して、運動して、可愛くなって。 だから、みんなに好かれている、と思う。 もちろん、好きな男の子にも。 でも、ある日、友達がひそひそ話しているのを聞いてしまった。 「美愛ちゃんって、黒いよね。笑」 「?…肌は白くない??」 「違うよw 腹黒い感じがしない?ってこと」 「そういうことねw 確かに、それは思ってたww」 とても腹がたった。 こんなにもみんなにうまくしてあげているのに。 どうして陰口を言うの? …あの子達は私のこと嫌いなんだね。 でも、否めないのが悔しい。 もう一度みんなにいいイメージを持たせなきゃ。。。 そう思っているうちに、この話がどんどん他の人にも広まってしまった。 ついに、 「美愛って影で色んな人をいじめてるんだってさw」 「あいつ猫かぶりだよw いっつも化けの皮被ってる。 素は口悪くて、暴力振るうんだってw」 「真っ黒なやつだなw」 とまで言われるようになった。 あー、残念だなぁ。 どうしてこうなったんだろう。 みんなのイメージの私は、自分が嫌いな「黒」になってしまった。 この陰口はいじめにエスカレートしていき、ついに私は不登校になった。 家に引きこもるようになり、一人の時間が増えた。 そんな一人の時間は、自分について考える。 やることも特にないからね。 不登校になって3ヶ月がたった。 もう12月。 最近じゃあ、外を見ても雪の白色か、枯れた木の黒が混じった茶色しか視界に映らない。 今日もまた、目をつぶって自分について考える。 嗚呼、視界が真っ暗だ。 まるで暗闇の中に溶け込んでいるよう。 黒・黒・黒。 いつもなら嫌になって目を開ける。 でも、気分が乗らない最近は、どうも黒が落ち着く。 どうして?? 恐怖を覚える黒色に、こんな感情を抱くようになってしまった。 いままでずっと、自分を色で例えると綺麗な赤色だと信じて生きていた。 なんでそう思っていたのかな? 今までの自分のきもちに、初めて後悔した。 あはは、ここが私の居場所なんだ。 私は、黒が大好き。 本当の私は、腐って、枯れた…真っ黒なりんごだったんだね。 ・ E N D ・ 最後まで読んでくださり、ありがとうございました! こちらの物語は考察がたくさんできるものとなっております。 良ければ自分なりの考察をコメントしてください! もちろん、感想でも嬉しいです!!
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考察わかんない。。。>_<
enaですっ!僕っこですっ(笑) この物語好き!!(考察できないけど) あむ。さんって、物語書くの得意なんですか?将来は小説家ですか? 物語描けるの素敵だな♡って思いました!! あむ。さんが僕の相談乗ってくれたのとても嬉しかったです!!また物語書いてください!絶対読んで今度こそ考察してコメント書きます!(笑)