星の宇宙飛行士
僕のお兄ちゃんは宇宙飛行士をしている。 今度重大な仕事があって宇宙の滞在期間が長くなるらしいけど、僕がお兄ちゃんに別れを言うことはない。 いつからだったっけな、お兄ちゃんにこんなに嫌気がさしたのは。 お兄ちゃんはすごく明るくて、人気者で、仕事ができて勇気のある完璧な人だった。 僕はそんな彼が、嫌いだった。いや、大嫌いだ。 「今度の仕事は上手くいくかどうかもわからないんだ。 だからゆうとには仕事がうまくいかなかった時には笑ってくれよ!」 「…。」 お兄ちゃんが宇宙に出る時は来た。 3…2…1…ロケット発射! お兄ちゃんと希望を乗せたロケットは発射された。 ピー…ガガガ… 「飛行士を乗せたロケットが今発射されました。現在機体に異常はありません。」 ラジオをしばらく聞いていると、突然空気が変わった。 「機内に異常が見つかったとされています。引き続き実況を続けていきます」 「機体が徐々に落下して行っています。このままだと地球に入り込む可能性があります。」 「機体が爆発しました。」 頭の中が真っ白になり、僕は膝から崩れ落ちた。 ロケットの中にはお兄ちゃんが乗っている。 なのに、どうして爆発なんて?誰がしたんだ?犯人は、誰だ? 「爆発の原因は飛行士の判断だと見られます。」 全てがわかった。お兄ちゃんは地球に落下すると気づいて、自分の命を身代わりにしたんだ。 お兄ちゃんはみんなを守りきった、誇り高き宇宙飛行士だったんだ。 無事お兄ちゃんの葬式が終わったあと、厳重に保管されていたと聞く宇宙での動画を見た。 「ゆうとがこの動画を見ている時には俺はもういないかもしれない。本当は怖いよ。 後悔なんてしないさ。俺はお前のお兄ちゃんになれて、本当に幸せだった。 どうか笑って見ててほしい。これからは俺の代わりにみんなを守ってくれ。お兄ちゃんとして、願いはそれだけだ。」 大きな爆発音と共に映像が途絶えた。 僕は本当にお兄ちゃんが嫌いだ。 笑ってろなんて、意地悪だね。もう、悲しいなんて思えないや。 「ほんと、バカだったなぁ。」 僕は空に笑いかけた。
みんなの答え
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切ない
ヤバい泣ける。お兄ちゃんカッコよすぎんか?そしてお兄ちゃん英雄すぎやん(日本語…?)ほんと、バカだったなぁって笑った弟くんたぶん泣いてたと思うよ。だから涙が零れないように「空に」笑いかけたんだよねっていう考察してます とにかく感動です泣けました また小説書いてください!
切ない
ヤバい泣ける。お兄ちゃんカッコよすぎんか?そしてお兄ちゃん英雄すぎやん(日本語…?)ほんと、バカだったなぁって笑った弟くんたぶん泣いてたと思うよ。だから涙が零れないように「空に」笑いかけたんだよねっていう考察してます とにかく感動です泣けました また小説書いてください!