うちのクラスの王子様はギャップがすごい。
「きゃ-!!」 あっ… あの人がきたな 私は、紺野胡桃(くるみ) いたって普通の 小6女子だ 私のクラスには “王子様” と呼ばれる人がいる その人の名は 西野 桜太(おうた) 頭よし 顔よし 性格よし みんなの王子様 だけど桜太には プライドというものがない それを知るのは私だけ なぜだと思う?! それはね 桜太がすごい私に 好き好きいってくるの もちろん放課後ね 私は正直うっとおしい みんなの前では 王子様 私の前では ポメラニアン(( ギャップがえぐい… 萌え と呼ぶのかな?! キーンコーンカーンコーン ほら始まる みんな帰った後の 誰もいない教室 「くるみ~!!」 「桜太…ちょっとようじがぁ~」 「くるみ、好き好き好き好き好き~!!」 「今日も笑顔が天使みたいで、トキメキ死しそうだよ-」 「ねぇ、帰らせて」 「いやだね!何回も言わせないでよ」 「くるみが好きって言ってくれないと、帰らせないよ!!」 「はいはい…好きです桜太くん(棒読み)」 「心が全然こもっていない!」 「もぉ、しょうがない」 「一緒に帰ってあげるから帰ろ!」 「やったぁ~!!」 私たちは 帰っていった 私ね 実は桜太のこと好きなんだ いったら大騒ぎしそうだから 言わないけどね 反応がかわいいし いやされるんだ! 毎日これって 幸せなのかもね うっとおしいけど やっぱ 王子様は ギャップがすごい!