美少女の気持ち
「俺と付き合ってくれないか」 ああ、また?わたしは、まだ恋をしたことないのに。 わたしは、愛唯紗。めいさ、と読むの。中学の2年生。わたしは、美人らしい。 女子からは憎まれ、男子からは好かれる。でも、わたしは男子苦手で、初恋はまだ。 小学生までは、まだマシだったのに。女子からも、「仲良くしよ!」とか、「友達になってもいい?」とか言われたのに。 なんで?なんで、憎まれなきゃいけないの?わたしは、なんも悪くないのに!男子が自分勝手だからよ! そう、そして今も告白された。男子に。もうウンザリ。何回目?わたしだって自分の恋をしたいのに。 返事は、「無理。ごめんね~」モテないために、無愛想にしてる。しかも皮肉に。 男子「・・・。」ふんっ、いい加減諦めなさいよ。 次の日 「ねぇ、知ってる?愛唯紗、あの男子を振ったんだって!」「えぇ~!男子可哀そう~」「愛唯紗ひっどいねぇ~」 ああ~もう、悪口、陰口、全部聞こえてますよっ! この悪口がイジメにならないといいんだけど、、、 「ねぇ、愛唯紗って、好きな子いるのかな?」「いたらとっちまおうよ!」「悪い噂たてるとか?」「いいね!」 はっ?絶対好きな子つくんないもん。ああ、でも彼氏とか欲しいなぁ・・・。 ある日、ひとりで廊下歩いてると、 「ねぇ、愛唯紗さん、あのままで、いいの?」ふりかえって見ると、男子がいた。 か、かっこいい!わっ、ヤバい、一目惚れしたかも?どーしよ、どうしたら、いいの?えっと、まず、何のことか訊(き)かないと! 「なっ、何がでしょうか?」「あの女子たちのことだよ。いいの?」うわ、わたしのこと心配してくれてる・・・。 「ん、よくない。でも、わたしはどうすることもできないの。だからほっといていいよ」 あっ、そんなこといったら!助けてもらうチャンスだったのに。はぁ・・・。 「俺が、助けてあげる」へっ?誰を?この流れだと、、、わたし? 「でっでも、そしたら、あなたにも迷惑かけちゃうし、またトラブル発生しちゃ」 「大丈夫。俺が助けるから。」かぶせるように、言った。ああ~ヤバい、やられるっ! 「そ、そう。あっ、授業始まっちゃうから行くね!さよならっ!」やだ、顔が熱い!絶対、顔真っ赤だ! あ。名前きいてない・・・。ま、いっか! 「ねぇ、そこの愛唯紗!何してんのぉ?」あ、意地悪な女子、美恵だ。「まったまたぁ、告白されたの?」 「っち、違うわよっ!」「ん?じゃあ、あんたの一目惚れ?」う、図星。どうしよう、、顔が熱いっ、このままだとバレる!! 「あ、その顔は、図星ね。みんなぁ、この子、翔のこと好きになったみたいぃ~!!」ああああ、やめて!お願いだから、やめてっ! 「え!うっわ、計画たてよ!」「前のアレ、実行する?」「悪い噂ながそ!」「わたしも翔、好きなのにぃ~!」や、やめてっ・・・。 「黙れ」辺りはシーンとした。だ、誰?? 声の主は翔という人だった。なんで、ここに?ああ、また顔が赤くなる。 「何言ってんの、翔」美恵が言った。「まさか、愛唯紗をかばうんじゃないでしょ?」「黙れって言われてもねぇ」 「俺は愛唯紗を助けるって、約束したんだ。」翔のことが好きだった、意地悪女子が、泣いている・・・。 顔が燃えそう!いや、このまま燃えて死にたい、、、わたしのこと、ほっといてよ・・・。友達が、欲しいだけ、、、 「恋愛なんて、どうでもいいの!」自分でも気付かないうちに口走っていた。 「わたしは、友達が欲しいだけなの!美人だからって、決めつけないで!」 みんな、驚いている。普段、わたしは大きい声を出さないから。美恵が一番、驚いている。 「ブリっ子なんかじゃ、ないの。美人になりたくて、なった訳じゃない。」 「だから、勘違いなんか、しないで!誤解しないで!」 「あなた、自分の意見を言える子だったのね・・・」「ちょっと感動しちゃった、、、」みんな、それぞれ、言う。 もしかして、伝わった!?う、嬉しい!「愛唯紗、今までゴメン。嫉妬しちゃったの。友達になってくれる?」 ああ、それそれ!それがわたしの聞きたかった言葉!「も、もちろん!いいですっ!」張り切って、言っちゃった♪ それからは、みんなで、仲良く過ごしました。(翔はふられましたw恋愛はどうでもよいと愛唯紗が言ってたのでww) .。o○END○o。.