絶対に負けられない
私、ヒカリは田舎者。そんな私が、恋を叶えることができるのだろうか…? 私は、4歳の時に母を亡くした。それから父は、別の女性と結婚した。 母は、私のことをひどく嫌った。そして、私は、父にまで捨てられてしまった。 それから親戚に引き取られた。親戚といっても、遠い親戚。話したこともなかった。ユナさんは、よくしてくれた。 欲しいものは買ってくれたし、まま母とは大違い。 ある日、おつかいに行ったら、バカなことに、財布を落としてしまった。 すると、誰かがこっちを向いて言った。 「これは、あなたのですか?」 それは間違いなく私の探していた財布だった。 「あ、ありがとうございます。」 私は一目惚れしてしまった。 ヒロト。 彼はそう言った。 好き。そんな気持ちで頭がいっぱいだった。なんの話をしたか、覚えていない。 どうやって伝えよう。好きだって。…直接伝えよう。 「ヒロト、君、私は…」 私は、ヒロト君に好きな人がいるって、知らずに言った。 この後は、読者の方にお任せします。