屋上で、恋する私と
わたしは岡倉りあ。高校1年生。 そして今日は終業式。長い一学期がおわり、今日から夏休み。 ーー私には、同じクラスに好きな人がいる。伊藤湧生(いとうゆうせい)くん。伊藤くんは、クラスのなかでも頭がいいし、面白いし、性格がいいし、イケメンだから、男女問わず人気がある。 勉強を教えてくれたりして、ちょっとは期待してもいいのかな。 夏休みで会えなくなるのが嫌だから、今日、勇気をだして告白しようと思ってる。 きっと大丈夫、きっと大丈夫。 そういいきかせる。 「ねえ、伊藤くん、ちょっと話したいことがあって。屋上に来てくれない??」 私は上目遣いをしてしまう癖がある。ぶりっこっていわれるからやめようと思ってるけど、今上目遣いしちゃってたかな? 「あ、あぁ、岡倉さん。いいよ」 屋上へのドアをあけると、真っ青な空が広がっていた。まるで、「大丈夫だよ」って私を励ましてくれてるみたい。 「あのね、伊藤くんっ」 「ちょっとまって!!」 「へっ?」 な、なんか告白を中断されたんだけど、? 「俺、岡倉さんのことが、すきですっ!」 ーーーーーーえ? 「俺と付き合ってください!!」 「は、は、はいっ…!!よ、よろしく、!」 夏休みは、大好きな人と絶賛リア充になれるハッピー!