3月1日~卒業の雨~
私は彩吹(いぶき)。吹奏楽部に所属している高校3年生だ。 私は一昨年の3月1日の卒業式の後、幼馴染の亜依(あい)に付き合った。 その日は雨だった。 高2の半ばの頃、放課後プリントを忘れてしまって教室に行ったとたんに教室に亜依の姿があった。 亜依は外の景色を見て泣いていた。 「今は1人でいたいのかな」 と思い急いでプリントをとった。 そして月日が経ち、高2の時の卒業式の天気も雨だった。 高3の初め頃、亜依は少し元気がなさそうだった。 「大丈夫かな?」 と私は心の中で思った。 そして月日が経ち、3月1日になった。 また雨だった。 卒業式が終わった後、私は亜依に呼び出された。 その話を聞いた瞬間、私は心の中で驚いた。 「ごめん。僕と別れて。」 急なことに私は言葉が出なかった。 理由をちゃんと聞いてた。 理由は、ずっと私と一緒にいて苦しくなったから。 「どうして?苦しくなったの?」 と聞いたが、亜依は「分からない」と言った。 そして話し合った結果、別れることになった。 高校生の卒業後、私は大学に入った。 その日は心が重く感じた。 月日が経ち、3月1日の日は雨が降った。 3月1日で思い出した。 その日、幼馴染の亜依と別れたこと。 時々、雨が降るとそのことを思い出す。 締め付けられるような心の痛みがした。