私の一番好きな時間
私、倉下 琉璃香(くらした るりか)には幼馴染がいる。昔からいつも一緒に寝ているから今も一緒に寝ている。 「よし、今日も奏より早く起きれた!」 藤崎 奏(ふじさき かなで)。―私の幼馴染兼私の好きな人。毎日私のことを『女の子』として意識してもらうように日々頑張っている。 「奏の寝顔、好きだなー。」 私はもともと早起きが好きではない。けど毎日奏の寝顔を見るために早起きをしている。 「奏のこんな無防備な顔、ファンの子は知らないもんなー。」 理由?そんなの奏の寝顔を見れる。っていう幼馴染としての最大の特権を味わうため。 『ファン』っていう言葉で察した人はわかると思うけど私の幼馴染は、今をときめくモデル。なんでモデルをやっているのかわ知らないけど,, 奏はモデルをやっているから、ファンの子とかがいたりする。ファンの子たちもとっても可愛い子たちだし、モデルさんにも可愛い子はいっぱいいる。―いつかわたしみたいな幼馴染は相手にされないのかな。って思っちゃうけど今はまだ幼馴染としての最大の特権を味わうことにしよう。 奏の寝顔は見ていて飽きない。。 「好きだなー。この時間。」 一日のどの時間よりこの時間が好き。ずっとずっと続いてほしい。 奏が起きる時間まであと10分。ねえ、奏。あと10分だけ、独り占めしてもいいかな?