頑張れば。
「え…。靴がない。」 まただ。 わたしは、3ヶ月ほど前から、いじめにあっている。 わたしのテストの点が良くなかったとき、 「真央、78点だあ」 とからかってきたこともある。 わたしは仕方がなく、上履きで帰った。 上履きで歩くと、地面の石が足に突き刺さるように感じる。まるで、今の私の気持ちみたい。 憂鬱な気分で、玄関に足を踏み入れた。キヤーキャー騒ぐ声がする。 「静かに!」 わたしが注意すると、妹の真子と真由がドキリとした。 「いつものお姉ちゃんじゃない」 しまった。心のザラザラを妹にぶつけてしまった。 ふぅ。わたしは紅茶をいっぱい飲んだ。 今はいないおばあちゃんの味。落ち着く味だ。 私はとてもおばあちゃんっ子だった。 なのにそのおばあちゃんがなくなってから、なんか憂鬱。 私は、スマホである言葉を検索した。 「不登校の子たちが集まる」 たくさん出てきた。 そうか。学校以外でも、学べるところはたくさんある。 私は、夜遅くまでお母さんの帰りを待って、この事を話した。 1週間後、私はここのスクールに定期的に通うことにした。 私は改めて気づいた。 「頑張れば、夢がある」 そう思ったとき、少し胸が軽くなった気がした。 登場人物…真央(まお) 真由(まゆ) 真子(まこ) お母さん おばあちゃん