元天使が愛を知っていく話。
人間ってホント正直だよな。 そんな事を思いながら崖に座る。 俺は、天使だ。いや、天使だった。 ある日この国では争いが起きた。俺は、天使として傷を癒し、皆を癒し続けた。 だけどある日隠れ家に敵が攻めてきた。戦える奴らは、食料を取りに行ってしまったため、今いるのは子供達と老人たちと妊婦。戦えるのは俺しかいない。しかし、天使は人を殺すともう、天使にはなれない。しかし、そうするしかなかった。俺はナイフを持って戦った。血だらけになりながら、敵は倒せたが俺は代償を受け取ることとなる。子供達や、老人たちは怖がり、石を投げ、 「でていけ!!悪魔!」 と震えながらみんなを守ろうとしている。 あぁ、俺ね居場所はもうないんだな 俺はそのまま隠れ家をでた。 そして今俺は崖から飛び降りるところだ。どうせ俺は悪魔だ。もう愛してる人なんかいないだろう。飛び降りようとした時、誰かに引き止められた。それは俺に懐いていたれいだった。 「だめだよ!天使さん。」 「零、俺はもう天使なんかじゃないよ。俺は天使じゃないと誰も愛してくれない。」 俺がそう言うと、零は 「そんな哀しいこと言わないでよ。ねぇ考え直して。」 「ごめんね。無理だ。」 「な、なら俺と旅に出ようよ。」 「え、お、お前はあいつらと一緒にいた方がきっといい。」 「いやだ。俺は天使さんのことが好きだよ。だから一緒にいよう?」 「、、、、ふぇ?」 俺は零の言葉に時間差で分かった。 「え、いや俺男だよ?あと人殺しだよ。」 零は、 「うん、それでもいい、だから一緒に行こう。」 俺はそんな零の素直でまっすぐな言葉にひかれたのかもしれない。 「、、、じゃあさ、俺の事をずっとずっと愛して?」 俺がそう言うと、零は目を見開いて、そして嬉しそうに、 「うん、もちろん。手放さないよ? 覚悟してね?あと、俺を恋人にして?」 あぁ、俺はもう、愛されてるかもしれない。しかし、俺たちにはこれからは大変なことが待っているかもも知れない。だけど二人でなら大丈夫だろう。 これは、元天使が自称恋人と旅に出て愛を知る話。