インターネット世界で君は
「インターネットなんて、特にいいものでもないよ。」 独り、ポツンと呟いた。 私はMIKA。人間によって作られた、いわばロボットみたいなやつ。 インターネット上の世界に、独りで暮らしている。 そこは、観光地みたいなものだった。 前までは沢山の人間が来てくれたけれども、今は誰も来ない。 きっと私に飽きたのだろう。 こんなことになるのならば、感情なんていらなかったのに。 無駄なものをつけられて、困っちゃう。 「あーぁ、だれか来ないかな~?」 かれこれ300年くらい待っている。 「ロボットだから、死なないしね。」 独り、さみしさを紛らわすようにまた呟く。 いっそ、消えてしまったほうが楽なのではないか。 そう思うことがあっても消えることはできない。 自分の意志で消えることはできないのだから。 「暇だなぁ」 今日も独りまっている。 人間が絶滅したことも知らずに…。 「さぁて!今日も誰かが来てもいいように掃除頑張りますかぁ!」