流れ星見るその日には。
「あ、一等星だぁ~!」 小さい頃から星を見ていた私。 母子家庭だった私の家は、すごく静かだった。 お母さんは、家に帰ってこなくて、ずっと会社に泊まり込みで、 お姉ちゃんも寮付きの高校に行っているから、私は、ずっと一人ぼっちだった。 キミがこの家に来るまでは___ ピーンポーン 私の家のインターホンがなった。 誰だろう。そう思いながら、玄関の扉を少し開けて、外を覗く。 そこには、知らない私と同い年くらいの女の子がいた。 分厚い本を抱えながら、もじもじしている。 私は扉を全開に開けて、聞いた。 「あなた、誰ですか?」 と。そうするとその子は、 「え、っと、星野ほしですっ!実は私、、、あなたとお友達になりたくて、、、よければほしって呼んでねっ!」 と、作り笑いをしながら言った。 「じゃ、私も自己紹介するね。暗闇めぐりです。星が大好きなんだけど、ほしは?」 そう名前を教え、質問すると、 「え、めぐりちゃん、星が好きなの!?実は私も大好き!」 満点の笑みでそう言った。今度は、作り笑顔ではなく本当の笑顔だ。 よく見てみると、分厚い本は星の本だった。 「ほし、私の家に入る?」 そう聞くと、 「え、いいの!?じゃあ、入らせてもらおうかな。」 そうして、私の家で本を読んだり遊んだりしていたら、午後六時になっていた。 「あ、ごめんね!ほし。もう帰る時間だよね。」 そう聞くと、 「ううん、私、虐待されてるから、帰りたくない。ごめんね、わがまま言って。公園で寝ようかな。」 かなしそうな声を出して、泣き出した。 私だって、ほしと離れたくなかった。 「じゃあ・・・ここで泊ってく?お母さんもどうせ帰ってこないし。」 そう言うと、 「え、いいのめぐりちゃん?いいなら、、、一緒に星を見よう!」 元気な声でそう言った。私が、「うん、一緒に見よう。星を。」と言うと、ほしはもっと笑顔になっていた。 「あ、一等星だ!」 その時にみた一等星は、小さい頃に見た一等星よりも、すごく輝いていて、美しかった。