短編小説みんなの答え:1

一日一回、天気勝負!

「今は秋だし…季節の変わり目!雨がちょうどいいよ」 「でも、晴れの可能性もあるわよ?」 「雪…今日地味に暑いし、力出せない…」 「今日の天気は曇りだ!」 私はアメナ。雨の守り神。 今は、勝負前の準備運動中。 この勝負では、今日の天気を決める。 勝った守り神の天気が、今日の天気となる。 つまり、私が勝てば今日の天気は雨。 「よし…始めるぞ!」 そう言う彼はモクリくん。曇りの守り神。 「今日も勝たせてもらうわ…」 この子はレレハちゃん。晴れの守り神。 「僕…負ける気しかしない…溶ける…」 暑そうにしている彼はオユキくん。雪の守り神。 「「「「よーい、スタート!」」」」 四人一斉にみんなに襲いかかる。 「あ、暑い…しぬ…」 「オユキ、失礼っ」 モクリくんがオユキくんに攻撃した。 大量の霞がモクリくんの手から発射された。 オユキくんはその場で倒れた。 「よぉし、一人脱落!」 「油断しちゃダメよ、モクリ」 次はレレハちゃんがモクリくんに攻撃した。 レレハちゃんの手には、直視できない光があった。 その光がモクリくんめがけて発射された。 「あ…っちぃな…」 モクリくんは目を回して倒れた。 「さぁ…アメナ。あとは貴女だけよ」 「ひ…ひぃ」 「って言っても…貴女いつもこうなったら私にやられちゃうわよね」 (その通り…隙がなさすぎて…) 「だから、一回だけ攻撃していいわよ」 「え…いいの、レレハちゃん?」 「えぇ、いいわよ」 (じゃぁ…やろう) 片手に水を宿し、もう片方に雷を宿した。 (水に乗せて雷を撃てば…感電するはず) レレハちゃんに向かって水を発射させた。 するとレレハちゃんは水でビショビショになった。 (なるほど…晴れの守り神だから水に弱いのか) そうして、レレハちゃんに雷を撃った。 …でもレレハちゃんは、にっこりと笑ってこちらに手を向けてきた。 『振り返り天気です。今日の天気は、天気雨でしたね』 「「ひ、引き分けぇぇ!?」」 「う、うん。私たちの攻撃が同時に当たって同時にやられたんだと思う」 「まさか、こうなるとは思わなかったわ…」

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