初めて色を見た少女の感想
私は、生まれつき色覚異常で、色というのが理解できなかった。色の名前だけは、わかるけど。 でも、今日、色と言うのがわかった。特殊なメガネを掛けると、色が見えるようになったのだ。 私は、涙を流し、心の中が嬉しい気持ちにいっぱいになった。 私は、窓から景色を見ると初めて、空がこんなにきれいだということがわかった。 「これが、空。…青?ってこと。」 私は、家族と一緒に外へ出かけた。 思いっきり走りたかったけど、お母さんが危ないからといったので走れなかったけど…。 この世界は、色とりどりということが理解することがやっとできた。 青色の下に緑が、そして、カラフルな人々が…。 なんと、楽しいのだろうか。 私の頭の中には、カラフルな色で満たされ、やがて楽しいという気持ちになっていった。 ふと、空を見ると、何故か青ではなく、鮮やかな橙色になっていた。 「え?こんな、空って変わるんだ。凄い!」 この眼鏡をする前は、空の色はこんなにも変わっているなんて思っても見なかった。 「夕日」あとで知る言葉。 家に帰っても、私は、空を熱心に見た。 すると、空は、徐々に濃くなり、一つ、2つと星が出てきてきた。 (星って…。こんなにも輝いているんだ。) 空に宝石のような星が目に入ると、何故か嬉しい気持ちになる。 私は、これから、この素晴らしい色のある世界をずっと過ごしていくんだ。 ずっと、ずっと。 私は、これから新しい事を見つけ、心に色が満たされる。 これから、私にはどんな色と出会うのだろうか。 綺麗な色と出逢うといいな。 私は、頭の中でそう思い眠りについた。 色・・・それは、私にとって一番の宝物!