短編小説みんなの答え:2

神になった日。

夜に、神社に行った。 虫の音がひとつだけ聞こえた。 僕は鳥居の前で立ち止まった。 「よく来てくれたね。」 この人は神様だ。 あの世も、この世も、全ての世の神様だ。 「覚悟は、出来ているかね。」 「はい。」 真剣な目でうなずいた。 すると、後ろから、 「たかしーー!どこにいるのー?  目撃情報はあるのに。ここらへんだと思うけど...どこにいるのよ...」 お母さんだ。僕を探している。 ヤバい。 「私につかまりなさい。」 神様につかまると、僕の姿は周りには見えなくなる。 「お母さん、ごめんなさい。行ってきます。」 神様につかまって、 僕は魂になった。 僕は神様と共に、もう一つの世へ向かった。 僕は生まれる前の記憶がある。鮮明に。 「前に来たことがある場所だ。覚えているか。」 僕たちの前には、大きな塔があった。 「はい。ここで、生まれ変わって{たかし}になりました。」 「そうです。死ぬのは怖くなかったか。」 「全くです。こっちの世の方が、平和です。」 「お母さんに一言言わなかったのか。」 「言いました。いつもありがとう、と言いました。」 「そうか。君がせっかく命として生まれてきたのに、またここへ連れてきてしまって悪かった。」 「いえ、大丈夫です。」 すると、目の前の塔が今にも崩れてきそうに、ゴゴゴゴーと、音を立てた。 「もうすぐだ。私のあとを、頼んだよ。」 「はい。」 僕の横にいた神様は消えた。そして、塔も消えた。 そして、僕は、神様になった。 「今日も世界は平和だった。」 と言って、一日にレンガを一つ積み上げる。そうして塔が出来るのだ。 僕は神様として、2つの世を作り上げていった。 end. どうでしたか。 感想や、アドバイス等をコメントにお願いします。 ------------サポート------------ たかしは、一度神隠しになって、その後、神社で遺体として発見された。 その頃たかしは、神様と一緒に「あの世」へ行った。 神様は消え、その後をたかしが継いだ。

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