初恋
「莉奈、好きだ。付き合ってほしい。」 突然の告白に、私、山野莉奈(やまのりな)はおどろく。 自分で言うのもはずかしいけど、私はモテる。 告白なんて1週間に数回ぐらいされる。 でも、私は全部断った。 私は、初恋の人から告白してほしかったから。 でも、それは今日だった。 海田春斗(うみたはると)私の幼なじみで、私の初恋の人。 春斗もめちゃくちゃモテる。 私は告白に、 「私も春斗の事、ずっと好きでした。」 と答えた。 春斗は心から安心したかのような声で 「よかった。」 ぎゅっと抱きしめられる感覚は、ずっとふわふわしてて。 春斗の心の音がする。 私は自分から、デートのことを言ってみた。 すると思っていた以上に春斗は喜んでくれた。 ーデート当日ー 春斗、まだかな。 ワクワクする気持ちだけで公園で待っていると、 「ねーねー君、1人?」 「よかったら、この後遊びに行かない?」 まあ、こんな人達は、むししてたらー 「なあ、いこう?」 「いやっ、はなしてっ!」 た、助けて、春斗っ。 つかまれて、無理矢理車に乗らされそうになっていたとき。 「人の彼女に、なんか用?」 春斗。 「あ、君の彼女だったのぉー?一緒に遊ぼ」 バシ! ぎゅっと私の肩を握って、春斗はナンパしてきた人達をたたく。 「もう2度とするな。」 手を繋いで走る春斗に私はこの言葉を吐きだす。 「好き。」