キラキラ
ある日、私は星になった。今でもあの頃を思い出す。 「ねぇねぇ胡桃ちゃーん!胡桃ちゃんって好きな人だれ?」 私の名前は胡桃(くるみ)。小学5年生。今日は友達の珊瑚(さんご)ちゃんと一緒に公園でコイバナの最中だ。私はこの質問に答えたくなかった。正体を知られてしまうからだ。私が魔法学園に通う前、美津(みつ)という名前で光幼稚園に通っていた。そこで大事件が起きた。私には泰雅(たいが)という好きな子がいた。珊瑚もその子が好きだったのだ。そんな事実を知った私は怒りのあまり泰雅を殺してしまったのだ。珊瑚は泣いていた。正体を知られようとも私は答えた。 「泰雅くん」 「やっぱり。胡桃ちゃんはみっちゃんだったんだ」 バチバチバチ 私はゾクッとした。珊瑚ちゃんが誰にも解除できない星の呪文を唱えていた。 「さよなら。みっちゃん」 珊瑚は泣いていた。星のようにキラキラと。