夢の中
「はぁ、なんで買い物に行かなきゃなんねぇんだよ」 俺、倉井 颯太はそう言った。 「しょうがないでしょ。お父さんが急に会社へ行かなきゃならなくなったんだから」 お母さんはそう言う。でもいつもそうだ。 花見に行こうとしたら出勤。節分の日には夜遅くの12時まで帰ってこなかった。 そしておれは言った。 「いつになったらちゃんとやりたいことができるの?」 お母さんは 「急に何?」 そういう反応をするだけだった。 「もういい。先帰ってるからね」 そうして店を出て数分歩いて家の前の横断歩道を渡ろうとした時だった。 プォ~、プップ~ 「え?」 気づいた時には遅かった。 俺は走ってきたトラックに当たってしまった。 でも気づいたら家のベッドで寝ていた。 実は2日前あのトラックに当たったはずだった。 でも俺は家のベッドで寝ていた。 そして疲れて寝てしまった。 起きた時には病院にいた。 退院してからお母さんに話を聞くと こんなことが分かった。 トラックにぶつかって4年も眠ったままだったそうだ。 あの現象?出来事?は何だったんだろう。